只野仁という男は普段はダメな社員。だが、勤めている会長から特命を受けると ケンカが強く女にもて、変装やピッキングなど特殊能力に長け、時には裏社会の 人脈を駆使して問題を解決する優秀な男に変身する。 読んでいてスッキリする場合と「こんなヤツいないよ」と妙にさめてしまう場合 があり、好き嫌いは人によると思う。 しかし、裏の顔はともかく、彼が上司「佐川」に言っている人生観のような物は 私個人としては大変共感できるし、彼のように達観して生きられたらいいと思う。 このシリーズは9巻、新シリーズが4巻(以下続刊)出ているが、次巻が楽しみ だ。
私、この人好きだわ〜と心底思った。夢を掴む為に突き進む姿に感動した。恋愛テクニックというより自己啓発に近いが自己マインドコントロールやイメージ方法など地道な努力の大切さが伺える。この方の男性に対する計算の奥にある前向きさやパワーに男性達は惹かれていったのではないかと思う。セレブな男性はそこまで馬鹿じゃないはずだし。私はこの本で元気を貰った。
目的意識を持って、願望を実現したところはすごい!
ただ、この著者のような人が、その後、フツウの顔をして、結婚、子育て、お受験に邁進し、 自分の子供の同級生の母親になってたりしたら、と思うとゾッとします。。。
実際、既に周囲にいるのかもしれません(笑)
「私はお金と贅沢が大好きな、特別な人間」としっかり自己アピールしながら生きている、 ホステスさんや、叶姉妹さんのような本物のプロの方は称賛に値すると思いますが、
こういう我執が強いくせに、サラリとしたプチセレブに成りすましている 素人女性が一番気持ち悪く、怖いです。
その分、同じような境遇出身で、同じような目的を持った一般女性には役立つ書だと思います。
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