トレマーズ・コレクターとしては当然のことながら、なんの情報もなしにいきなり予約購入したのですが、あけてびっくり。地中、地上、空中へと進化適応したグラボイズは、当然今回は泳ぐものと信じていたのに・・・。なんと西部開拓期へと時代をさかのぼってしまいました。前3作でタフなサバイバル戦士として活躍した(唯一全作品に出演)ご存知バート・ガンマー役のマイケル・グロスも、今回は先祖(ひいじいちゃん?)役で、銃の扱いもままならぬ弱い金持ちとして登場するのが好対照で良かったのですが、やはり時代を反映しているせいか、物語の展開の遅さが気になるところです。トレマーズ・シリーズを見ていない方にとっては、あまり面白くないかもしれません。前3作いずれも星5つにした私も今回は星3つしか差し上げられませんでした。この際、トレマーズ5を早く!という気持ちです。
1で地下を最速で走る化け物で出現、2で地上を走り回り、3で空を飛んだ! 4ではどうなるんだーっ?!と、もう直下型としか言いようの無い映画。
1〜3までとにかく化け物を倒すことが主でストレス発散系の痛快ストーリーになっている。
だけど、4はそれを望むと少し物足りない、ちゃんと「映画」している感じがしました!
私は最初1〜3のスピード感をイメージしてたので途中少し中だるみしてしまいました。
でも決してつまらないんじゃなくて、痛快なだけじゃない、人間関係や心情を描いているシーンが入ってきているので大切な場面だと分かります。
1〜3を見た人は見たほうがいいですね!
ガンマーがガンマニアになったルーツも分かるし。
見たことない人は1から順に見たほうがいいでしょう。4だけを評価するならそんなに凄い映画とはいえないですが、前作を見た人へは絶対にお勧めです。
いやあ。大好きなトレマーズもこれで4本目。 さらに今回は西部開拓時代ということで、これまでよりさらにドンパチばっかりで、激しくなると思っていましたが、いい意味で裏切られました。 ストーリー展開はシリーズ史上もっともユルいと言っていいでしょう。(まあ、それが好きなんですけど) グラボイスが出てくるまで時間がかかりますし、それまで人間描写が続きますがこの監督さんがなかなか描写のうまい人で、さびれた町の中での登場人物の関係が上手く描かれてます。 あんまりパニック映画やアクションに向いてない監督なのかもしれない。 グラボイスの登場回数が減ってしまい、その動きも鈍くなってしまったのは残念ですが、それでもマイケル・グロスのコミカルさや、ガンマン役のビリー・ドラゴのカッコよくて深い印象が良かったです。 これまでのシリーズともちゃんとつながっていて、「ああ、なるほど」っというところがあって良かった。 ファンだからこそ楽しめる一本。 反対に全く知らない人にはおススメできません。 ぜひ、第5作目の制作をお願いしたいです。
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