コフィン・ジョー、サム・ペキンパー、トビー・フーパー、ジョン・ウォーターズ、ファスビンダー・・・。語り口がホントに絶妙なのだ。 愛情に満ち溢れている。実際に観たい気にさせる評論(?)という点では、絶対、世界一だ!!! おまけについている宇川直宏との対談も楽しすぎる!!!
「アポロンの地獄」はイマジカ(パイオニアLDC)から初DVD化されたときのものを所有し、「豚小屋」はイマジカ盤をSPO盤に買い替え、「ソドムの市」はSPO盤(オリジナル全長版)を買って視聴したものの、そのあまりに呪われた内容ゆえに手放してしまいました。しかし、パゾリーニ映画祭で実行委員長を務めた大島渚監督の「難解な作品はまた見たくなる」のとおり、また見たいと思っていた矢先、いかにも妖しげなパッケージで、しかも単品販売せずにボックスの中の1本としてひっそりとカタログ化されていたのに飛びつき購入しました。画質については、SPO盤も良かったのですが、今回のもかなり良いほうだと思います。ただし、旧盤では無修正でバッチリ映っていた部分が、ほとんどボカシが入っています。無修正版でも局部などは作り物然としていてちょっと拍子抜けしましたが、ボカシでもまあしょうがないと思います。 「アポロンの地獄」と「豚小屋」は画質が大変素晴らしいです。特に「豚小屋」はシンメトリーの構図も美しいですが、画質がとてもキレイです。欲を言えば、音声がイタリア語だけなので、英語音声も入れてほしかったです。
ほとんど他人に薦める機会がない作品だと思うが、人間の性的な想像力の極北を見てみたい方 には、「悪徳の栄え」とセットでお薦めの作品である。これと比べれば、沼正三の作品などは かわいらしいものである。これは実は抄訳であるけど、もともとの原典も完結していないのは残念。
モーゼルミリタリーをぶっ放す 小嶺さんが良いですね 大予算をかけた駄作より 低予算の怪作のほうがいいですね
中原昌也氏が70年代のゴア系や胡散臭系の主にスプラッター映画についてあの独特の文体で語りつくす異色の映画エッセイです。非常に濃い内容ですが、氏のファンは必読です。
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