いつもの感じの作家さんの顔ぶれで、メンバーのわいわいです。
このシリーズはいつも面白いので、予約して買ったのですが
今回もそこそこだったのではないでしょうか。
贅沢を言わせてもらえば、巻数を重ねているために
作家さんたちが多少息切れ、ネタが苦しいのかな?ともとれましたが…(個人的にですが)。
次巻にも期待です。
内容としては、全体に季節ネタ(夏ということで祭など)が多かったかな?という印象。
表紙は幼馴染メンバー幼少期。裏表紙は美鳥。
カバー:茨乃・こもわた遙華
コミック:黒八・塩子・真西まり・鈴華・大石コウ・タカ・ふゆいち・鈴音ことら・如月慎一・葉山幸樹・智・
服部みお・あおなまさお・RikaON・まさゆ・鈴乃れいき・双葉ますみ (敬称略)
霜月はるかさんのワークスアルバム3作目。
霜月さんファンでゲームサントラも集めている自分にとっては、「えー、これも入れちゃうの?」
みたいな気持ちになってしまいますが、それでも素晴らしいです。
特筆すべきは麻枝准の「理の風」、そしてlittle wing(MANYO)の「瑠璃の鳥」、「Snow drop」などでしょうか。
特にMANYOさんは前作の「恋獄」や「蝶」など、霜月さんへの提供曲は相変わらずガチです。
サントラが入手できなかった「魔女になる」の主題歌が収録されていたのが個人的に非常に嬉しかったです。
曲だけでも素晴らしいですが、是非ともその作品をプレイしていただければと・・・。
特に「星空のメモリア」などは素晴らしい物語ですので、そのシナリオを読んだ後に聴いた日にゃ・・・・。
ただ、すでに入手していいる曲が多かったので、食指が鈍ったのも事実であります。
オリジナル曲が1曲だけというのも少し寂しかったです。
試聴を聞いていいなと思っていたんですが、実際に聞いてみると、
……うん?? という感じでした。
それぞれの曲はいいと思うんですけど、バラバラな感じで……
テーマがある、という割にはまとまりがないと思うのですね。
だから曲自体の評価も最初は低いと感じました。
でも、聞いててそれなりに気に入った曲は、聞いているうちに
だんだんと味が出てくるというか、わかってくると思います。
アルバムだと思わずに、1曲ずつ(ランダムとかで)個別で聞くのが
それぞれの人にとって正しい評価が下せる方法ではないでしょうか。
曲としては、「風」系と「水」系が好きです。
「土」系が一番今までの志方さんっぽいかな?
「火」系は思ったよりも暗い曲調だと思いました。
「謳う丘」と「うみねこのなく頃に〜煉獄〜」は、
正直なくてもよかったんじゃないかと思います。
もともとの曲の方が私は好きです。
「風と羅針盤」は、…私はこういう曲調のものは志方さんに
合わないのでは?と思いました。
とても出せないと思うほどの高音域と、
お腹に響いてくるような低音の曲が減ったので、
今までのアルバムとはちょっと毛色が違うように思います。
民族音楽っぽいリズムも少ないかな?
今までの志方さんの音楽をイメージしてると聞きづらいかもしれません。
でも私はこの志方さんもいいんじゃないかなと思います。
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