名取裕子さん主演の『法医学教室の事件ファイル』と同じ「法医学」という科学をベースにしたストーリーでありながら、仕上がりは全く違う。『法医学教室・・・』が完全にデータの蓄積で事件の真相に迫って行くのに対して、この作品は得られた断片的なデータから主人公大己(瑛太さん)の推理力で亡くなった人の「死の真相」や「最後の声」を読み解いて行くという、何か探偵物のようなストーリー展開。しかも、大己の読みとった声は視聴者にはほとんど推測できないまま、彼の口から語られるという形式をとっている。それは、まさに「事実は真実を語っているとは限らない」ということを実感させられるものだ。ストーリー展開もよく、キャストの方々のプライベートな人間関係も良好であるらしいことを窺わせる和やかな、もしくは、熱い部分とシリアスな部分との対比も素晴らしい。
いくつかの話は観ていて本当に涙が出た。亮介(生田さん)の親友フジオ(田中さん)がプライドを守るために自ら命を絶つ話、清掃会社の社長が家族のために生命保険金を得るために自殺する話、フリーカメラマンがエコノミー症候群で亡くなる話、靴屋(石橋さん)の奥さんが末期癌のため、自分の死後、夫が一人で生活できるように少しずつ「その時」のために備えて行く話、癌になった小説家(田村さん)が尊厳死を選ぶ話などは、泣けました。表面だけ見るだけでは決してわからない、それぞれの亡くなった人の死の真相、亡くなった人の思いを大己の口から聞かされると、こんな荒んだ世の中でも「一人ひとりは皆優しい」と認識を改めさせられる思いだった。科学をモチーフにしながらも、これだけ人間くさい、洒落て言えばヒューマニスティックな仕上がりになっているのは非常に興味深い。
他の方が、この作品を「軽い」を評されていますが、私はそうは思いません。人が生きることの意味、死ぬことの意味を考えさせる優れた作品だったと思います。
自転車ロードレース物と言う、珍しいジャンルなのでそれだけでも高評価を与えてしまいます。ただ、サイクリストが見るとアラもありまして、登りのケイデンスが低すぎる、コースが宇都宮、下総、修善寺とワープする(サイクリスト以外の人は気にならないかも)等の点は残念ではあります。監修とトレーニングコーチに自転車界の重鎮を据えた割に、レースがレースっぽくないのも残念。
一部のレビュアーから、自転車選手にしては足が細いという指摘がありますが、短距離種目の人は確かに太くないと話にならないのですが、長距離系の本作ではむしろあれぐらいが一番リアリティがあります。
文句も書きましたが、マイナーと言われ慣れてしまった感のあるロードレースを題材にしてくれたことには感謝しています。ローラー台トレーニングのお供に欠かせない作品の一つです。
素のD-BOYSが見られる、今となっては貴重映像じゃないでしょうか。 ゆーやんとちゃんなかの女形は、ファン必見☆
D-HOUSEを手放さないためにも約束の200万を集めるため、若手俳優集団のD-BOYSが提示されるお題にひたすら『がむしゃら』に応えます。
俳優なのにココまでやるの?!と驚かされるくらいハードな仕事ばかり。
それでもがむしゃらに真剣に取り組むD-BOYS…ハッキリいってみんなカッコイイです。
そして俳優らしくドキュメント実行前に演技をして物語を繋げるところも、なかなかよくできているなーと思いました。面白いです。
物語はどう進行していくのか?!
今回はだれがどんな『がむしゃら』に挑戦するのか?!
最後に200万を集め、D-HOUSEを守りきることができるのか?!
見所満載です。
ひさびさに漢(おとこ)を見れます(笑)
ミュージカル『テニスの王子様』のお祭りとも呼べるDREAM LIVEが今年の5月に行われました。ライブも今年で2回目!今年の1月に青学のキャスト陣8名が卒業し、新キャストになりましたが、テニミュの人気は衰えるどころか、今尚上昇中♪ ライブも大いに盛り上がりました(≧∀≦) このCDは、その感動を甦らせてくれます☆曲だけでなく、曲と曲の間のトークも沢山収録されていて、聴き応え抜群です☆☆ このライブで卒業した、越前リョーマ役の遠藤雄弥君の卒業の挨拶も収録されていて、感動も一入…。 2枚組みで仕様も今までと違う感じで、新鮮です。 是非、まだ買っていない人には買って欲しいです☆☆
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