ナユタとフカシギは実験作的なアルバムであったと思います。
聞いていて今までと違うことをしようとしている印象を受けました。
挑戦的な試みをしたのはよかったのですが、少し発展途上という感じでした。
今作はそのスタンスを引き継ぎつつ、進化してきたなと感じました。
自分自身、スキマスイッチを聞き始めたきっかけは夕風でしたので、
以前のようなスキマスイッチの方が馴染みがあります。
しかし、今作で新たなスキマスイッチへの脱皮が更に進んだと思います。
賛否両論あると思いますが、私は好きです。
長く音楽活動をやっていく上で、アフロを辞めたことなども含めて
昔とは変わろうとしているのだと思います。
昔のような王道のJPOPをやっていたスキマスイッチも好きですが
新たな可能性を模索し進化しようとしている今のスキマスイッチも応援していこうと思っています。
私はこの日記を読んで、アンネ・フランクという少女に恋してしまった。
『アンネの日記』っと言うと女の子の読み物であり、ホロコーストの犠牲になったユダヤ人の少女の日記という認識しかなかったのだが、この早熟でおしゃまで利発なアンネ・フランクの日記を読むと、大人の鑑賞にも十分に耐える文学作品に昇華していることに驚くし、それをアンネが13歳から15歳のあいだに書いたことを知ってさらに驚かされるのである。
これは一人の少女の優れた成長の記録である。
母に反発し、母のような平凡な主婦になることを嫌い、ジャーナリストや作家を志していたアンネ・フランク。
彼女が収容所で亡くならず戦後も生き延びていたら優れた作家となり、『アンネの日記』は彼女の全集の『戦中日記』に収録されていたのかも知れない。
隠遁生活の中でもたくさんの本を読み、誕生日にはプレゼント交換をし、異性に恋したりもする。
狭い隠れ家でじっと何もせずにいたのだと思っていたのだが、出来るだけ文化的な生活をしようとする姿勢にも驚く。 隠れ家といっても我々が想像する日本のマンションのような狭いワンルームではなく、かなりの広さであることが巻末の画でわかるのだが。
この日記を読むとアンネ・フランクについてもっと知りたくなってくる。 映画を見るもよし、研究書を集めるも良し。 そしてもう一度この日記を繙きたい気分になる。永遠の古典である。
ゲーム本編から10年たった大人のCZメンバーが集まって中3時代を振り返る話です。 彼らの掛け合いは相変わらずで面白くて笑えます。 素直な鷹斗と素直じゃない理一郎の中学生二人のやり取りや、全て知っている終夜と何も知らない鷹斗の大人二人の会話など聴きどころ満載です。 ブックレットのSSはドラマCD本編のある出来事の裏側―撫子視点です。シリアスでした。 CLOCK ZEROが好きなら楽しめると思います。
読んでても買い(?)です。発表媒体の関係か、全方位に気配りしているような印象で、ひとつひとつのエピソードは十分楽しめましたが、「中学生日記」の時みたく、「ガロ」独特の読者層を狙い撃ちしたために起こった雪崩のような連続性というか熱にうかれたような、作者自身も楽しんでいる高揚感が希薄にしか感じられませんでした。特に女の子のキャラクターが男の子に比べてキャラ立ちしてなくて、もったいないように思いました。ただ、個人的にはそういう問題は描きつづけていくなかで解消されていけばいいという程度で、こういう作品ならいくらでも、いつまでも大歓迎です。
同じ学校の生徒が出ているので、ついつい見てしまう番組だった。 話の筋は、多少違和感のある時もあったが、それはそれで、自分たちが作ったとしても、同じような限界はあるものだと理解していた。 名古屋が誇る長寿番組で、手作り感は特筆できる。 あまり高い水準を望まずに、気楽に見るものだと思う。 紙でも記録されていることは嬉しい。
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