ネット配信隆盛の折、CDセールスは30代後半以降がターゲットと言う訳なのか、今や音楽業界にとってジャンルとして確立、企画が止まないトリビュート・アルバム。今度は稲垣潤一である。先発ミリオンセラーを記録した徳永英明を意識しつつ、今までカバーされていなかった楽曲を中心に女性シンガーとのデュオとの新機軸で勝負したのが今作。いささか食傷気味と思いながらも購入してしまうのが悲しいサガ(笑)。でも、これがやっぱり良いんです。
パートナーとして選ばれたのは中森明菜から松浦亜弥まで多彩な面々。デュオだけあって、オリジナルのサビの部分がハーモニーとしてアレンジされているのが新味。と言っても、ハモるのは一部で1と2をソロで歌い継ぐのが基本なので、稲垣のみならず、例えば大貫妙子の枯れた「サイレントイブ」やあややの意外な歌唱力が素敵な「あなたに逢いたくて」等各シンガーの独自の解釈による名曲たちが楽しめる。太田裕美自身による「木綿のハンカチーフ」など30年間変わらぬ舌足らずのハスキーヴォイスで、思春期に聴いた者にはやはりグッとくるのだ。
逆に言えば、彼女たちの魅力を引き出す稲垣のデュオリストとしての才気が秀でている訳で、小柳ゆきとの「悲しみがとまらない」なんてコンビネーション抜群、鳥肌もの。
ラストの明菜との(彼女が歌うと「北ウイング」みたいだが)ボーナストラック的な本家「ドラマチックレイン」も見事に決まる。
これらの楽曲、シンガーたちと共に人生を歩んできた人たちには、やはり一聴の価値あり。
90%以上の値引率を不審に思って調べたら、同じメーカーの時計を扱うサイトでの価格はせいぜい2万円(同じクォーツ時計)程度でした。 http://www.salvatoremarra.com/index.html (Salvatore Marra(サルバトーレ マーラ)オフィシャルサイト)
こちらに掲載されている商品はありませんでしたが、10万を超える参考価格は眉唾物だと思います。
ただ上記のサイトに掲載された商品に比べれば安いようですし、参考価格は無視して他の情報から判断して、気に入ったなら購入すればいいと思います。
前編を見たときに、これは和製スカーフェイスと書きましたが続編でもその感想は間違っていなかった。ミニシアターであってもようやく劇場公開にこぎつけたという本作は、Vシネマにありがちな少しのエンターテイメント性を残しつつも予算という甘ったるさを消し去るようなド派手なアクションシーン満載の作品です。前編が良すぎたために後編には一抹の不安さえ抱いていました。フィリピンのマニラで生まれ育った日本人とフィリピン人とのハーフ。差別と貧困から抜け出すためにあらゆる悪事に手を染めてのし上がろうとする様。このあたりの描写は夢や希望をテーマにした娯楽映画とは対極をなし、女性登場させると愛を前面に出してややもするとヒューマニズムさえ感じさせるようなところでも、しっかり男の欲と暴力性が騒ぎ立てるシーンに出来上がっています。後半の銃撃シーンは邦画では滅多に見られないドンパチアクションで、かつて小沢仁志の主演したSCOREを彷彿させます。金と暴力と裏切りと権力と・・極めて下品で男の嫌な部分を、近年で最も美しく描いた映画ではないでしょうか。特に賛美を贈りたいのは大山なつの存在です。こういった男のギラギラした映画の重要な役柄に、女性を頻繁に登場させるのは個人的に大嫌いなのですが、大山なつは本作にはなくてはならない存在で、彼女でなかったらここまで作品を絶賛できたかどうか。大山なつはプロフィールは女優のではなくアーティストらしいのですが、延々と続く泣叫ぶシーンでも何の違和感もなく入ってきて今後も注目したい。久しぶりに骨のある作品に出会いました。定価以上に価値のある作品です。
人生の扉(& 白鳥英美子 & 白鳥マイカ)が飛び抜けて好き(オリジナルは竹内まりや)。
ほかにも、
笑顔の行方(& 水樹奈々)など、おいしい曲が揃っている。
なかには、わりとカバーされがちな曲がこのアルバムたちにも多くあり、そのあたりはわざとはずした選曲をしてほしいと思うところはあるが、トータルでいうと大満足なBOX。
私は、「愛情」という曲からファンになりました。デビュー曲は、10代にしては、歌唱力あるなと思っていたのと生意気な10代と思っていました。 しかし、愛情って曲はパワー全快で外国の方が歌っているような印象でした。 しかし、これからが大変ですね。イチローがヒットを打って当たり前のように、小柳ゆきが歌唱力あるのは承知の事実です。それ以上求めるファンがあるとしたら大変ですね。 アルバムで、題名「挑戦」で、ドリームカムトゥルーやMISIAさんや大黒摩季さん他のカバー曲で小柳ゆきが歌うとこうなりました。おもしろいかな! いきものがかりやエブリリトルシングのように、相棒ができればまた新たな小柳ゆきが生まれると思います。
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