なんといっても地獄少女・あいの美しさに目を見張らされます。大きな瞳に氷点下の表情、美しい黒髪。黄昏時にセーラー服でたたずんでいだり、白い長襦袢の姿で斎戒沐浴してる姿などは、「ほう・・・」とため息もの。こういうのも耽美っていうのかねぇ・・・。しかもCVは能登真美子さんで、エンディングも歌ってます。ただ、幕の引き方が毎回同じなので、各話の展開にどう変化をつけていくかがポイントではあります。そこは作り手の腕の見せ所でしょうね。
4話から6話まで収められています。
いずれもターゲットは徹底した胸くそ悪くなる程の人物が出てきます。
見てるとマジでムカついてきます。
これらのいかにもな悪そうな人が地獄送りにされています。
しかし、閻魔あいは依頼された人を地獄送りにしてるだけです。
全てを決めるのは依頼者本人です。
依頼者本人のエゴによりターゲットを地獄送りにするかどうか決めるのです。
さて、復讐とは正しいのかどうか・・・がポイントです。
この作品は依頼者とターゲットの声優に色んな人を起用していますが、
4話の胸くそ悪い獣医は子安武人が演じています。
子安氏が演じる悪役は希少価値もあるかもしれません。
丸ごと小田和正というムックもすごいけれども、ビジュアルからインタビュー、楽譜に至るというのがなかなかの構成だと思う。
キャリアからいってとても1冊でまとまる人物ではないけれども、この1冊はなかなかの出来なのだ。
国民的ミュージシャンだから知ってる曲もいくつかあるけど、別にファンというわけじゃなく、これまでCD買ったこともありませんでした。ところが昨日たまたまTVでピカデリー・サーカス歌ってるのを聴いて、ギクッというかグサッというか、チャンネル変えられなくなりました!!歌を聴いて唸るって初めてでした。やっぱりすごい人なんだ!
加藤和彦が身銭を切って築き上げた英国紳士のスタイルを、自分自身の言葉で綴っており、読者にも嫌味なく伝わってくる。あれほどの富を得た人が、何故イタリアではなくイギリスなのか。本当のエレガンスとは何か。日本でエレガントな人と言われた彼の言葉は非常に納得性があります。金で世界中のものが買える時代に、金では買えないものがあることを教えてくれます。連載中にあったソリマチ氏の挿絵がないのが残念。
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