十五年くらい前の復刻版。 おすすめはバルーントリップのアレンジバージョンと、ゼルダの伝説。 バルーントリップは今でいう癒し系の雰囲気があり、ゼルダはディスクシステム独特の音源が、耳に心地よい。 リアルタイムで遊んでた人には懐かしい限りだと思います。
ファミコン発売二十周年ということでいろいろな企画商品が発売されているなか、ゲームミュージックの大家サイトロンから発売されたのがこの作品。 アレンジバージョンなしの「素材勝負」だが、その素材が折り紙付きの厳選素材なのだからおいしくないわけがない。 しかも収録トラック数は CD の限界である 99 トラックと「満漢全席」仕様だ。 どれもゲームタイトルと BGM がセットで思い出されるくらいになじみのあるメロディであるうえ、もともとファミコンの任天堂作品の音楽は、言ってみればガキのおもちゃであるファミコンのゲームに添える BGM とは思えないほど「シブイ」楽曲が多く、歳を取ったいま聴いてもまったく色あせない魅力がある。 友達と遊びまくっていた当時を思い出して感慨にふけるもよし、当時は気づかなかった細かな音作りのテクニックを再発見するもよし、単なるコレクションに終わらせずに聴き込んでいただきたい一作である。 VOL. 2 以降には任天堂以外の作品からの音楽が収録されるらしいが、「アーバンチャンピオン」「ロボット」等、まだまだ任天堂作品には名曲も多いので、余さず収録されることを期待したい。
本当はSFC版を買いたかったが本体を置くスペースがないのでこっちを購入。
仕様変更したのはよかった。残機のセーブ可能になったのが特に。
ただ、グラフィックが微妙すぎる…。
SFCの限界を超える美麗なグラフィックとそれに恥じない見事なサウンド。 ステージの構成も良く練られており、簡単過ぎず、難し過ぎずという見事なバランスを生み出しています。 このようなアクションゲームは1人専用か、2人別々に同じステージをプレイするのが主流ですが1P2Pの協力モードと言うのも用意されています。 1人1人の得意なステージを協力してクリアすればあっという間に全クリできるかもしれません。 SFCの最高傑作と呼んでも過言ではない本作をプレイしてみては如何でしょうか?
何故スーパードンキーコングの映像はこれほどまでに美しいのだろうか? それもその筈、このゲームはスーパーファミコンでも非常に稀な、コンピュータグラフィックを使用しているからである。 しかしCGの普及していなかった当時、この美麗さを表現する程の画素数がスーパーファミコンにはなかったとされる。 現在のハードに比べスーパーファミコンの表現画素数とは、まことになさけない非力なものであって、 これほどまでに美しいグラフィックを表現するのは、ことほどさように容易な業ではなかった。 しかし製作側はこの難問を、別の純色を幾重にも組み合わせる事により虚偶の画素を表現するという 想像を絶する膨大な作業によって、このスーファミ界最高峰とも言われる画質を体現したのである。 スーパードンキーコングの注目すべき点は、何も映像の美しさのみではない。 非常にシンプルな操作でありながら、いかなるアクションもこなせるキャラクター、 操作性、世界観、トロッコ、アニマルフレンド等の個性とオリジナリティ溢れる二次要素。 さらにデビット・ワイズ氏による、世界観を遺憾無く引き立てたBGMの演出能力には脱帽必至である。 様々な記録を塗り替えた超傑作であるが、この気合いの入った映像表現は、当時 幼稚園児だった私でさえ感銘を受けたものである。
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