部品点数も少なく、色の塗り分けも少ないので、初心者でも簡単に作れると思います。
デカールは2機種分入っています。
パッケージのイラストと同じ、1)菅野大尉機の胴体に黄色い2本線のタイプと、
2)鴛渕大尉機用の胴体に赤い2本線のタイプがあります。
乗機スタイルのパイロット人形がついています。
なぜか私の購入したものは、バリが多く、プロペラ、主翼の20mm機関砲、
ピトー管、主脚カバーのあたりは、かなり目立ちました。
でも、そんなバリをとったりする手間も、プラモを作る楽しみだったりするので、
それはそれで、何だかいい味出している気がします。
デカールと塗装をどちらの種類にするか、迷いましたが、
このキットを作成中に読んだ
「紫電改の六機―若き撃墜王と列機の生涯 (光人社NF文庫) 」に、
感動し、鴛渕大尉機を作ることにしました。
完成したキットをみるにつけ、本のクライマックスが思い出されます。
手頃な値段でもあるし、大変満足しています。
私はこの漫画が連載されていた世代ではないので単行本で読んだのですが、 戦闘機に乗ってありえない技を使う魔球漫画的な戦争漫画と言いましょうか。 この傾向がエスカレートして物語の中盤にはサイボーグや秘密基地まで登場します。 これはこれで面白いのですが、リアルな内容には期待しないで下さい。兵器考証は滅茶苦茶です。 最後には反戦的な内容になって感動的に終わります。 ちばてつや先生の画風が変わって行くのも要注目です。 1巻は簡単な古い絵柄なのですが、途中から(2巻以降?)劇画と漫画の中間的な画風になって行きます。 この画風をもっと発展させて明日のジョーのような画風が確立したのでしょうね。 この漫画はちばてつや先生の画風を確立する上でも重要だったのではないでしょうか。
今回の表紙を飾るのは鏑木「ウワバミ」百合恵大尉。
仮想戦記においてパナマ運河と言えば
破壊される
占領される
たどり着けない(もしくはたどり着かない)
このどれかですが、たぶん過去になかったほど効率的に完全に破壊されます。
合わせて真珠湾も奇襲されて、アメリカ太平洋艦隊は壊滅。
さて、ここで一気に重要度が増すのは「強いぞ亡命フランス艦隊」。
司令官の父親も艦載機乗りの娘も強烈な個性の持ち主。
思いつきで苦労するドイツ、妖怪クビオイテケな満州義勇軍、設計日本製造満州な戦車で
殴り合いをするソ連、腹の探りをさせたら欧州随一の英国、和平の道を探りつつ外交でも
打たれ強さを見せる日本。
キャラ小説的な部分もこなれてきて、人間模様も面白くなりました。
戦後アメリカ軍に全て燃やされ、国内にはないと思われていた紫電改。 「あの日」から34年後の夏、搭乗員と思われる者達の遺族や生き残った仲間が見守る中、 それは海から還ってきました。
昭和20年7月24日 豊後水道上空で戦い、未帰還となった6機のいづれかは分からない。 各地でそれぞれに戦っていた6人が、どのようにして紫電改に乗る事になったのか、 資料の差はあるものの、詳しく書かれていると思います。 また、6人の生い立ち、人となりが丁寧に書いてあります。
彼らは皆心優しく、地上にいる時はごく普通の若者。だがひとたび飛び立てば、 自分がやらねばならぬという強い闘志を持って、圧倒的に多数の敵にでも向かって行く。 無事に降りて来ても、一人では飛行機から降りられない程の消耗。 それでもまたあがっていく者もいる。それを命懸けで支える地上の隊員など。
出口の見えない行き詰まった戦況の中でも、自らの為の明日にはすがる事なく、 大事な人やその人達が生きる国の明日を信じ戦った若者達。
武藤さんの奥様との手紙のやりとり。とても美しく、これが戦時下の文章かと思う程です。 仲間とは、家族とは。国とは、生きるとは。を6人や、たくさんの仲間達の短くも濃厚な 人生に考えさせられます。
プレイヤーは日本軍かアメリカ軍のパイロットとして太平洋を舞台に空戦をてミッションを遂行します。ミッションの内容は大半が空戦です。爆撃機の護衛や爆撃機の迎撃戦などです。舞台となるのは大半が有名な戦場でポートモレスビーやラバウルにガダルカナルにタワラにウェーキやミッドウェイやトラックやサイパンです。CombatFlightSimulator2ではCFにはない空母からの発着艦があります、結構難しいですけど。キャンペーンではミッションに使用できる機体は序盤では限定されています。日本軍だと零式艦上戦闘機21型のみです、ですがアメリカ軍はF4FワイルドキャットやP38ライトンングなどが選択できます、終盤になると日本軍は零式艦上戦闘機52型や紫電改などが選択できます。アメリカ軍では中盤からF4UコルセアやF6Fヘルキャットなどが選択できます。ちなみみP38ライトニイグや紫電改は陸上戦闘機ですが頑張れば空母からの発艦も可能です。あなたも是非CF2をプレイして撃墜王目指してください。
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