132億って自分には遠い数字と思いながら、どうすれば仕事において説得力のある報告ができるか参考にしようと思い購入しました。事業機会の捉え方、いわゆるなぜこのビジネスを行うのかの部分で著者は、できることではなく社会から求められていることをやれ、と言います。しかも多くの人が非効率と感じていることをするべき、という点も参考になりました。 著者自身の体験談もさることながらHBSでの授業の考え方がベースにあり、普遍性をもって自分の仕事にどのように取り組んでいけばよいか、そしてどのように自分の頭を整理すればよいか大変参考になりました。
ビジネスマンとして、企(起)業家として、一流。仕事の効率よい進め方といった視点でも非常に役に立つ。 スケジュール帳も腕時計も持たない、というところも謎。それでよく仕事ができるなと不思議だがもっと詳しく知りたいものだ。
生命保険会社がどのようにして設けているのか、その裏側を書いている。ここでの内容は、ごくごく常識的な論理と簡単な数字で進められており、保険についての知識が特になくとも理解出来る。そして、その多くは、保険業界にとっては、あまり有り難くない内容だ。実際に保険に入ろうとする人が、どの程度まで、下調べをして保険会社や契約を決めるのかは個人差があるだろうが、両者の間の情報は良は勿論、それらのリテラシーについても、あまりにも差があるだろう。そういった意味でも、誰でもが読める(そして、理解出来る)形で、こういった本が出てくるのは非常に大きな意味があると思う。
本書は、ネット生保の副社長の立場にある著者が書いたものだが、同社の成立過程や或いは、宣伝のような記述は、全くの0ではないがほとんど見られず、中立の立場、あるいは加入者の側に立った内容となっており、その点も良かったのではと思う。
日本の本末転倒な働き方や実態とはかけ離れた顧客第一主義など、 おかしな建て前を見事なまでに指摘し、 そうした建て前に捉われないネット生命保険会社を作った社長の本ですが、 すべてにうんうんうなずいてしまうぐらい、素晴らしい本です。 ぜひ会社員の方、特に幹部クラスや経営陣が読んでいただき、 建て前ばかりの無駄な働き方や会社のあり方を全面的に見直していただきたい。
「日本の常識は正しいのか」というテーマをもとに、 海外との比較を取り入れながら、 日本企業のおかしな実態を次々と指摘している、 第2章が特におもしろい。
ただ旅行術と読書術のところは、 正直なくてもいいかなとも思います。
よくあるHow to本かな、と多少うんざりしながら手に取りましたが
コテコテのハウツー本よりはスマートで、さらっと読めます。
題名は「入社一年目の〜」とありますが、日々の仕事に追われがちな
中堅社員が、仕事のやり方を今一度振り返り、見直すための一助にもなるでしょう。
改めて思ったのは、当り前のことを当たり前にやることの重要性。
そして自分の頭で考え、工夫して行動する。求められている以上の結果を
出していけば、仕事はもっと面白くなるということ。
最後のほうに書いてある、テレビの出演が決まってから数日感で
どう準備したか?(資料を読み漁り、人的ネットワークを駆使して情報を集め〜)
の事例が一番面白かった。
恐らくこの方は、情報を集めて自分なりのアウトプットを出すのが上手な人。
ちなみに、当然ながら本書に部下指導、リーダーシップ的な要素は書かれていません。
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