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あるじは信長 信長と関わりを持ったばかりに、多少は名が通っているが、「名もなき」に属せられる人々の翻弄された運命を、ときにはおもしろく、そして自分の身もつまされるような切なさをもって述べられた書である。

歴史は、英雄だけのものだけではなく、「名もなき」一人一人にもあることを教えてくれるとともに、今の世に通じる様々な人間模様を伝えている。

気高き心は海を越えて (MIRA文庫) 伯爵の娘であり学者の父を持ちレディでありながらも
亡き母の意思を継いだ新聞社の発行人兼記者のヒロイン。
当時のレディならば社交界、舞踏会に明け暮れる日々が当然であるのに
自立心旺盛な現代でいうところのキャリアウーマンのヒロインに好感を得ました。

ある時、サーカスの目玉に【最後の野蛮人】という見世物があり
ヒロインと新聞社で一緒に働く親友と共に出かけます。
この野蛮人がヒーローなわけですがサーカス団の団長に
棒でつつかれたりと不当な扱いに耐えているのを見かねてヒロインとその父親が
お金を持って救出します。

救出後のヒーローは髭を剃り服をあつらえ、英語と作法を覚え、
素敵な紳士へと変貌しますがいささか男性版のマイ・フェア・レディ
のような感じがしました。

しかし【バイキングの末裔】であるヒーローは島に帰らなくてはならない義務があります。
最後の別れに愛を交わす二人ですが発つ朝、ヒーローはヒロインをさらって
島へと帰ってしまいます。
必死で『私の居る場所はロンドン』であると抵抗するヒロインですが
ヒーローは耳を貸しません。
そんなある日、野蛮な部族の襲撃事件を境にヒーローの気持ちに変化が起き
ヒロインのいる場所はイギリスであることをさとります。

そして舞台はまたロンドンへ…。
戻ってからのヒロインはヒーローとの別れの時間をまぎらわすかの様に
一層、仕事に打ち込みますが社会的弱者を守ろうとする新聞社には敵も多く
危険な目にも幾度か合いそのつどヒーローに助けられます。

すべての悪者がいなくなった後、ヒーローは島へと帰り
ヒロインは家の義務から愛のない結婚を決意しますが…。

私にはhotシーンが多少過激過ぎてポルノを思わせる箇所もありましたが
全体的なストーリーは読者を飽きさせないように
ロマンス、サスペンスの要素や二人の愛の深さ等も切なく書かれていて
秀作だと思います。ぜひ、ご一読を!

なお、これが三部作の一作目で二作目は本作のヒロインの親友が
ヒロインになるそうで楽しみです。

城は踊る (角川文庫) わずか200名が守る沼の中の城を、1000名で攻める。
主人公は癖のある10名程の配下を率いて城を攻める”久四郎”という小隊長。
(とはいえ、部下の食料も借金で工面しており、如何に安く上げるか、まで気を配らねばならない!)
中盤過ぎまで3日ほどの城攻めの一進一退の肉弾戦的攻防を久四郎隊をメインに克明に描いてみせる。
城側は城主は戦死しているのだが、代わりに北条から派遣された切れ者”玄信”が火器を擁して
差配しており、攻め側を翻弄、時には逆夜討ちを仕掛け、数的劣勢を覆し、戦いを均衡まで押し戻す。
この過程で、一人、二人と配下を失って行く久四郎隊。
中盤から終盤には和議を巡るイザコザが勃発、15年前の因縁から和議団に指名される久四郎、
城内部の内輪揉めとも相まって、ここでも肉弾戦が息つく間もなく繰り広げられる。
(本当、読むほうも息つく暇がない)
最終盤には、この唐突な城攻めの真相、女城主をめぐるどんでん返し、さらには内通者の発覚、
などサービス満点、全編を通して適度な皮肉と小隊長の悲哀感が漂う。
(難点というほどでもないのだが、チョッと城の内部の配置が分かりにくい。これもう少し
明確になれば、さらに戦いがイメージしやすくなると思うのですが...それと内通者の登場が
チョッと唐突か..)

面白い本にも好き嫌いはあるんでしょうが、戦国物語ではあるが、米戦争映画「ライアンを探して」
(トム・ハンクスが小隊を率いる後半部分)とか、古いけど米TV「コンバット」(サンダース軍曹の奮闘)を楽しめる方には
好適かも...
ひょっとすると、直木賞は...

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