普通のOLの仕事に嫌気が差していた地球人の「のし」が宇宙に飛び立ち、
宇宙船EEで「めぐ」と出会う物語。
何回も読んで、じわりじわりと効いてくるコミックです。
タカノさんの描くSFは、宇宙規模の原始誕生レベルまで遡るので
読み終わった後も色々と妄想にふけることができて面白いです。
最新作の「cosmic juice」(宇宙水)と合わせて買いましたが、
こちらもぶっとんでいておすすめです。
図書館でTokyo Space Diaryの小説のレビューページをみて、面白い絵を描くなあと思って、
テケトーにパラパラとタカノさんの本(Tokyo Space Diary, Cosmic JUICE, とこれ)を購入。
あくまで私の主観なので参考程度に。
しかーし、いずれもお高いんでしょう?価格なので購入の際は熟考を。。
・Spaceship EE
くっ・・・絵が雑すぎる・・・!のと、
ストーリー展開が早過ぎるためか、なんとなく表層的に感じてしまう。
・Tokyo Space Diary
社会になじめない/自分が好きになれない思考から生まれたような作風。
でもきっとそういうところが良いのだろう。
・Cosmic JUICE
これはキャラクターの表情やら、動きやらが、生々しくてとても良い。
これって前の作品より新しいのかな。
曙光、まさに黎明をもって始まる世界。悠大な陽射。朝が始まる。 時間は悠然と、ゆっくりと流れてゆく―――恐らくは、今日だって何の変わり映えもしない変哲もない一日に過ぎなかった、しかしその穏やかさ、何事もの無さに、少年は、どこまでも感謝し祈った――。 そして日は暮れゆく。耳元での優しい物語を聞きながら少年は、幸せのうちにまどろむ。 実際、コレ聴いてると、無性にヨーロッパにでも行きたくなって、実生活の煩雑さにちょっと嫌気が差すんです。
タカノ綾さんのイラストはエロ可愛くて大好きです。
彼女のイラストをどこかで見た方も、表紙に惹かれた方も、
中身も全てこの独特のキュートな雰囲気満載なので、安心してどうぞ。
サイズは大きくはないですが、ボリュームはまあまあだと思います。
ちょっと昔の作品集なので、最近の作品は収録されていません。
(当たり前の話ですね…。すみません)
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