炊飯ジャーやいいじまのくだりは良いけど、ヨシコの最後のセリフはいらないんじゃないかなあ。単なる変な話でいいじゃあないか。
爆笑することって、あるんですね。
初めての経験です。
最初は、咲のまったりした「つぶやき」に、少々飽きたころから、 グイグイ引き込まれていきます。
旅行は旅行でも、地獄旅行。 それを、「ま、いいか」的に自身の中で消化して、 しかも集合場所は五反田駅前のとうきゅうとか… (よく行ってますが、地獄に行ける場所だったんですね…)
えー、納得するの? とか、 受け入れてるし! みたいな箇所がたくさんあって、 なんだかウケました。
説明するのが面倒になって、「ま、いいか」…でいいのかな? やっぱり、どんなにマンネリでも面倒でも、相手が気分を害するかもしれないけど、 言いたいこと、伝えたいことは、伝えるべきでしょう。
5月の映画、すごく楽しみです。
大爆笑できるコメディー映画だと思って観ていると、最初の数十分で裏切られます。 お笑いテイストがシュールなので、たぶんこれが受け付けない人は途中で挫折するかもしれません。
でも自分は完全にはまりました。 低予算映画ですがこれが劇中の旅行内容のチープさと相まって気にならないどころか、 観ているこっちもマッタリとした気分になって、大木夫婦の倦怠期気分に浸れます。
そこで、橋本愛演じるヨシコの登場です。 大木咲(水川あさみ)との別れの時に交わす最後のセリフで涙腺が完全に崩壊しました。 そのため、それからはコメディー映画では無く、全く違う映画に化けます。 本当に稀有な作品です。 これだから邦画は侮れない。
この映画を見るときは必ず何も考えずに、何も期待せずに見ること! 最後にこの映画が提示する深いテーマをストレートに体験できて、心がスッキリします。 竹野内豊がこのテーマに共感して出演を決めたとすれば、本当にすごい役者さんです。
なんなんだ、これは、、って始まりで、、けどアッサリ事が進んでゆく。 疑わない主人、シャープに突っ込みを入れるが優しい嫁さん、、 結婚も旅行も、どこか流れに逆らわない、これでいいのかな?って考えつつも流れに逆らわない、観ていて不思議な感じであるが、不快感はない。 さらっと、けど何かしら作者の発信があるのかな?って思うけど、、わからん!笑わせる、切なくさせてくれるツボもボール半分外されてる感じで、、ちょっとだけ『やられた』感があります。 濡れた男と、いいじまさんのやりとりが一番好きでした。
炊飯ジャーやいいじまのくだりは良いけど、ヨシコの最後のセリフはいらないんじゃないかなあ。単なる変な話でいいじゃあないか。
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