仮面ライダー1号=本郷猛を演じた藤岡氏が撮影中に起こした事故で入院してからリハビリを経て復帰するまでを中心に当時の想い出を書き綴った一冊なんですが、読んでみて思ったのは「藤岡さんは『仮面ライダー』に出演したことに誇りを持っているんだな」ということでした。中には「こんな危険なこともやらせてたのかよ!」と驚く部分もありましたが、それだけ藤岡氏を始めとした大勢のスタッフが情熱を持って番組を作っていたんですね。 今の所謂「平成ライダーシリーズ」や「スーパー戦隊シリーズ」に出ている役者さんも将来自分がヒーロー番組に出演していた事を誇りに思って欲しい、という気がしました。
「ジブリがいっぱい」コレクションで発売されている日本のDVDに収録されている翻訳は大変ひどいもので、まったく日本語と内容が変わってしまっているのだが、2000年に翻訳しなおされたこのバージョンの翻訳はとてもいい。日本語にほとんど忠実で、なおかつ英語表現として驚くほど自然で、日本人が見ると大変英語の勉強になる表現が沢山含まれている。ただでさえ面白い映画なのに、英語も面白いので何度も何度も見返したので、もう台詞をほとんど覚えてしまったほどです。
How can it be a happy ending for this romantic tale? The fair damsel believes in the powers of the wicked sorcerer but she doesn't have faith in the powers of the thief. If only she'd believe in him, he would be able to fly through the air, or drink every last drop of the water in the lake in one gulp!
(ああなんということだ。その女の子は悪い魔法使いの力は信じるのに、泥棒の力を信じようとはしなかった。その子が信じてくれたなら、泥棒は空を飛ぶことだって、湖の水を飲み干すことだってできるのに…)
ICPO会議でフランス代表やドイツ代表が、フランス訛りやドイツ訛りの英語を疲労するのも、アニメの翻訳としては非常に手が込んでいてすばらしいです。
歴史上最強のサキソフォン・コンチェルト!! 光の渦の中で華麗に舞い、灼熱の炎の中で絶叫し、星屑の中で美しく泣く。サックスの魅力の全てを須川マジックで堪能できます。交響曲第3番の炎を吹き上げ光を撒き散らしながら爆走するオーケストラも最高にカッコイイです。やっぱり交響曲はこうでなくちゃ。吉松作品集でも白眉の一枚。
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