疾走する思春期のパラベラム
圓生百席(55)真景累ヶ淵(しんけいかさねがぶち)~1「宗悦(そうえつ)殺し」~2「深見新五郎」 |
高価になりますがどうぞ全編お聞き下さい。
「素ばなし」といわれるジャンルに分類されるもので、 いわゆる怪談噺ではありません。 しかし怖いのなんのって! 効果音や演出に頼らず、単なるスタジオ録音なのに この怖さは圓生師匠の高い技量に依るのでしょう。 前半のクライマックスは勿論「豊志賀の死」です。 古今亭志ん朝師匠もここだけ単独で演じておられます。 業病に憑かれた豊志賀の嫉妬、妄執は実に恐ろしく、 いいトシをして夢に見ました。 後半は「お累の自害」です。 人が変わった新吉の残酷さに身の毛がよだちます。 瞼を閉じても開いても情景が眼に浮かぶようで、 聞いてしまった事を後悔しつつ、どうしても 終いまで聞かずにはおられません。 |
昭和の名人~古典落語名演集 六代目三遊亭圓生 二 |
以前、図書館でカセットテープで借りました。とても気に入り、MDに録音したのですが、パソコンでCDに焼きなおしても、音質が悪くなるかなと懸念していました。今回ライブで発売されるとネットで知り、もしやと思い予約したのですが、聴いてみたらカセットと同一の音源で大満足です。vol.3の「勘蔵の死」も最高です。願わくは「昭和の名人シリーズ」続編で、牡丹灯籠「栗橋宿」「関口屋のゆすり」(昭和53年7月12日 東京都市センターホール収録)を発売していただけたら、いうことなしなのですが。 |
ロマンス、バイオレンス&ストロベリー・リパブリック (ガガガ文庫) |
最初はどんなもんかと思い読んでみたけど……深見さんあんた最高だよ!! 剣と魔法でこうも深見ワールドを展開してくれるか!これは文句なしの☆5だな! できればつか絶対、続編見てみたいぜ!! |
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