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空の欠片 /池田綾子~電脳コイルへのオマージュ~



Listening Now : プリズム - 池田綾子 [電脳コイル]


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オトムスビ
シングル2枚買えばアルバムが買える。
であれば、単純計算してアルバム収録曲中
2曲気に入ればまずまずといったところでしょう。

ところが、このアルバムを聴いてビックリ。
捨て曲なしの佳作揃いではありませんか。
中でも私のお気に入りは「手紙」「見上げる青い空」
「数え歌」「海の唄が聴こえる」です。
ピアノ(キーボード)がメインの派手すぎないバックと、
どこまでも透明なその声。

略歴によるとこの方は音大出とのことですが、
このアルバムは、声楽を専攻した人特有の
ビブラートを利かせた声で歌わているのではなく、
また、近年流行のクラシックとポップスを越境した、
“クロスオーバー”なるジャンルの持つ、
クラシックにもポップスにもなりきれない
中途半端さも無縁です。

好き嫌いの極端な私にとって、新作が気になる数少ない
シンガーの一人になりました。

 

a light,a life
 池田さんの知名度は、NHKを中心に(少しずつではありますが)確実に上がってきているようです。そうした新規ファンに配慮してかは分かりませんが、この新しいアルバムは、今までにないほど全体的にポップかつ明るいトーンでまとめられています。
 それでいて、音楽的にも新しい試みがいろいろとされています。それは例えば、歌詞に積極的に英語を取り入れていたり、R&B風の曲があったり、力強いソウルフルな歌唱法の曲があったり。池田さんが自身の可能性を模索している最中なのかも知れませんが、どの曲も違和感なく、むしろ以前よりも幅のある歌声で聞かせてくれるのはさすがだと思います。このアルバムを「聞きやすい」と感じる方もきっと多いことでしょう。

 ですが、残念なことに……このアルバムの収録曲はほとんどすべて、「歌詞が弱い」のです。今までのアルバムの曲のように胸に刺さるようなインパクトも、繰り返し口ずさみたくなるようなフレーズも少なく、ただ「聞きやすい」というだけで耳をすり抜けていってしまいます。そのうえ肝心なところで英語詞が多用されているため、せっかくの池田さんの歌が軽薄にすら聞こえます。

”胸に刻んだ ON THAT DAY”(「sora」)
”Fly away above the sky 羽ばたく鳥のように”(「幸せの種」)

 こんな歌詞を、日本語の響きにこだわってきたはずの池田さんに書いて欲しくはありませんでした。何しろ英語にする意味が全くありません。前者は「あの日」などでいいし、後者は「さあ飛んでゆこう」などもっと語呂のいい日本語詞があるでしょう。
 もちろんすべての歌詞が良くないというわけではなくて、中には『祈りの歌』のような良品もありますが、それが例外的なのが悲しいです。

 より多くの人に認められる、それ自体は喜ばしいことです。ですがそのために本来の個性を見失ってしまっては意味がありません。私は今までにも、似た例を数知れず見てきました。メジャー化するにつれて曲や演奏のクオリティは上がったものの、詞の内容が空っぽになってしまったアーティストたちをです。池田さんの今回のアルバムも、耳あたりは良く一聴すると綺麗に思えますが、正直に言って内容は薄いものです。

 それでも抜群に歌が上手いことには変わりなく、ファン補正もあって★評価は4つですが……。このアルバムがあくまで開拓途中の産物だということを祈ります。

 

プリズム/空の欠片
たまたま見ていた「電脳コイル」で耳にして聴き入りました。
「空の欠片」は今年聞いた曲の中でも秀でています。
彼女の曲が来年さらに耳に触れる機会が増えそうで楽しみです。

 

電脳コイル (1) 通常版 [DVD]
うわさにはかねがね聞いていましたが、これまでにない新しい物語だと思います。アニメとしては動くしノイズも効果ももの凄い書き込みで、これでもかというビジュアルのオンパレード。2008年「BSアニメ夜話」で取り上げられていましたが、「電脳コイル」は妖怪ものだという解説が引っかかりました。というか得心がいったといいましょうか。

土着の風習というのがあります。例えば村はずれに草鞋(わらじ)をかけて疫病を連れてくる死神を追い返す、とか神様のいることをあらわす屏息とか、お祭りの飾りや行事など風習というのは言われは解らないけど、「あるもの」として捉えています。メガネの世界のルールを見ていると、そうした土着の風習と地続きな気がしていました。メタタグなんてお札ですよね。

こどもたちはそんなメガネの世界を能動的に使いこなしています。昔は自然の中で夢中で遊んで虫やハナ、鳥、魚と遊んだなぁという方もあれば、ビルの林立する都会の街角でも、子供の体と目線の先には遊び場が何となしにあって、気がつけば子供達の声が聞こえてきます。田舎の街角も都会の街角も好奇心いっぱいの子供達にとっては同じ遊び場。大黒市、ここはちょい未来の不思議が潜むふしぎな町。

メガネが流行り夢中になる要素はいっぱいだけど、興味を惹くのは「妖しい」もの。森羅万象は世の常ながら、ヤサコやダイチにとっての森羅万象はメガネの世界。妖しさとスリルにあふれた電脳世界だ。それでも子供同士集まれば意見の違いでケンカにもなるし意地になるときもあるんだと。コイルの世界では大人が忘れていた、子供の目線を思い出す。成長して大人になると子供をむげに叱ることもあるけれど、その道は自分がきた道なのでもあります。

 

電脳コイル (2) 通常版 [DVD]
NHK教育アニメ「電脳コイル」第3〜5話を収録したDVD2巻です。
目に見えないデジタルデータを当たり前の存在として
日常空間に具現化させた着眼点の面白さが素晴らしい作品です。
物語がSFチックな世界観では無く、どこにでもある住宅地や
ご近所の町の片隅で子ども達中心に繰り広げられるため、
へたなSF作品よりずっと未来予知を見据えた現実味の強い点に感心させられます。
(総合6.67/10点)

第3話「優子と勇子」★★☆☆☆4/10点
 ビル工事現場という一種の禁断の領域で走って走って動きまわる
 逃亡劇のテンポの良さに加え、打倒不可の敵をいかにして回避し、
 任務を遂行するか?鬼ごっこと隠密行動を兼ね合わせた展開は
 なかなか楽しげですが、幾分謎掛けが多いためかやや難解な点が残念。
 教育テレビらしい落ち着いた解説が非常に明瞭で好感触でした。

第4話「大黒市黒客クラブ」★★★★★10/10点
 電脳の女王・大沢勇子推参。未来の小学校のいたずら、意地の張り合いは
 これほど高度で緻密なハッキング戦争となるうるのか。電脳世界が彩る
 情報操作、罠、地雷、攻撃、防御などなど様々な切り口で魅せる子ども達の
巧妙な戦術展開に感嘆するばかり。気弱な者は舐められて、
 気丈な者は敵対意識を向けられるいじめの無情さをちらつかせる
ドラマ要素も抜かりなし。全く隙の無い出来栄えです。

第5話「メタバグ争奪バスツアー」★★★☆☆6/10点
 まるでお宝探しのダンジョンRPGそのもの。神社や露店など日本古来の
 伝統に溶け込む電脳世界とのギャップ。どこまでが現実世界なのか境界線すら
 見失わせるデータの欠落描写など、不法投棄されたバス=秘密基地の探索という
 子供心を擽る好奇心と期待感を煽る流れにわくわくさせられます。

 

電脳コイル 第3巻 通常版 [DVD]
NHK教育アニメ「電脳コイル」第6〜8話を収録したDVD3巻です。
目に見えないデジタルデータを当たり前の存在として
日常空間に具現化させた着眼点の面白さが素晴らしい作品です。
物語がSFチックな世界観では無く、どこにでもある住宅地や
ご近所の町の片隅で子ども達中心に繰り広げられるため、
へたなSF作品よりずっと未来予知を見据えた現実味の強い点に感心させられます。
(総合7.33/10点)

第6話「赤いオートマトン」★★★★☆7/10点
 ウィルス除去マシンに相当するサッチーを分析し、紐解く展開に要注目。
 電波事情や文化庁など電脳世界における現実的制限や規約など、
 大人の事情と照らし合わせたメガネの内情を曝け出しています。
 特にそれが子供の事故に繋がる生々しい現実問題と、徹底した管理体制ゆえに
 責任所在が宙ぶらりんになる危険性を加味した便利社会の脆さが胸に響きます。

第7話「出動!コイル探偵局」★★★★☆7/10点
 ペットを、イリーガルを求めてひた走る。#04以来の勇子と優子の顔合わせに
 要注目。他人を拒絶するように見えて、他人の窮地に必死になれる彼女の内なる
 勇敢さ、優しさを描いた秀作です。微妙に心を交わしながらすれ違う描写も
 丁寧で、前回を踏まえて電脳世界が現実に与える怖さを強調しています
 ばあちゃんコンビののんびり漫才も健在で笑っちゃいます

第8話「夏祭り、そして果たし合い」★★★★☆8/10点
 亡くなった友人の想い、口に出せない積年の想いを綴った繊細な心理描写が
 光ります。無駄な説明は無くとも、モノローグで淡々と魅せており、
 心の葛藤、苦悩を様々と思わせる渋さにも感心。女性陣の浴衣姿も凛として可愛らしく、
 素直になれないダイチと優しいフミエの心の触れ合いに目が離せませんでした
 電脳要素以上にその仮想空間が人に及ぼす波紋を異なる側面から描いた作風が
 悲しく彩られ、切ない気持ちにさせられました  

 

電脳フィギュア ARis (アリス) GTE_AR_001
評価はタイトルの通りです。

アイテムを使ってARisに何かを「させる」のがメインの遊び方ですが、
何もせずに放って置いてもARisはいろいろと動いたりしゃべったり。
そういったアクションを眺めているだけでも面白い。

ソフトウェア(CD/DVD)が商品に添付されず、
ネットからのDL提供である点に不満を述べている方もいますが、
逆に言えば今後のアップデートが容易であるとも言えます。
これからいろいろな動作パターンが増える事を期待します。

さて、今後購入を検討されている方にハード面についてアドバイスを。
・ARisは3D表示ですが、Direct3Dの機能はほとんど使っていません。
 ほぼCPUパワーで描画しています。従って高性能な3Dグラボは不要。
・ARisのアニメーションレートはWebカメラに依存。
 現在販売されているWebカメラの多くは640x480で30FPS。
 どうしても若干カク付き気味になります。
 また、ARisの画面表示は640x480かフルスクリーンの2択ですが、
 フルスクリーンは640x480の拡大表示なので画像は荒くなります。
 なので、用意するWebカメラは640x480で30FPS出る物ならば
 ベーシックなものでokです。高価・高性能なカメラを使っても
 30FPS以上のレートが無ければARisにはあまり意味がありません。
・CPUパワーですが、どんなに高速なCPUを使っても100%になります。
 これは、Webカメラのフレームレート(30fps)と同期を取る為に
 割込み待ちを多用している為だと思われます。
 速いCPUを使うに越した事は無いですが、高性能だから負荷率が下がるとか、
 ARisがスムーズに動くなどといった要素はありません。

 

電脳コイル オヤジ(M)
アニメでは裸のツルツルした感じでしたが、ぬいぐるみなだけあって、これはふさふさしています。オヤジでモフモフできるのは不思議な感覚です。

特筆すべきはおなかの部分に笛が仕込まれていて、押すとアニメさながらにぷーぷー言います。初めて気づいたときには感動してしまいました。これを企画した方のセンスに脱帽です。

 

電脳コイル ビジュアルコレクション
「ビジュアルコレクション」というタイトルは内容を正確に表しているとは思えません。ありていに言えば「原画ラフ画コレクション」です。
part1「版権イラスト」part2「本編原画」part3「絵コンテラフ」の3部構成ですがそのほとんどは「本編原画」で構成されています。
捨てられる(もったいないですね)原画から総作画監督の一人井上俊之さんがチョイスし多々あった名シーンの数々が掲載されています。
惜しむらくはそれで終わってしまっていること。素人のファンにぽんと提示されただけでは「その作画のすごさ」が理解できません。できればいくつかでもいいので作画者のコメントなどがあればと思います。原画自体のメモも縮刷が小さすぎて読みにくいものや読み取れないもがあり残念です。

前後のpartは取って付けたようなものでありがちな色づけとしか思えないものです。どうせなら版権イラストをコンプリートする位の意気込みがあってほしかったです。

出版社の依頼で仕方がないから作りました、という感じが伝わってくるのが本当に残念。

 

電脳コイル11 (トクマ・ノベルズEdge)
前巻でアニメと同じようになってきたと思いきや、また小説オリジナルの展開になり驚かされた。


イサコが通路を開いたという噂が広まりクラスメートに狙われるイサコやヤサコ。イサコは何者かに尾行されていると気づく。

そして兄に会わせてもらうために「声」と会うことになったイサコ。「声」はアニメと同じで猫目かと思っていたが、そこに現れたのはまさかの人物だった。

目覚めないハラケン、
ガチャギリとアキラの心、
猫目と再会する玉子、
マリリンマリーンへ手紙を出すヤサコ、そしてメガマスからやって来た男…

12月になってメガネの使用可能期間も残りわずか。これからどうなっていくのか、とても楽しみだ。

 

電脳コイル企画書
星5つでは足りないくらい興味深く価値のある本です。

『電脳コイル』の関連書籍が数冊すでに出ていますが、それらはごくありきたりの解説本であったり、原画集であったりしました。
しかしこの本は違います。先に出た本たちが「ちょっとした最近の身の上話」であるのに対しこの本は「出自来歴を語る」ものになっています。
アニメ関連の賞やSF関連の賞をたくさん受賞した、昨今まれに見る秀作アニメの意味や意義を深く理解するのに、ぜひとも座右におきた一冊です。

失われたキャラクターやエピソードなどがすでに見た完成作と渾然一体となり、不思議な感覚に陥ります。そうこの本は『電脳コイル』自身の「古い空間」なのです。

 

電脳コイル 動画


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電脳コイル 情報


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