エビス くるくるランド
ファミコンミニ クルクルランド |
ファミコン買ったときに抱き合わせでついてきた2本のうちの1本(もう1本は「ギャラクシアン」だった)。購入した本人である兄貴様は同時購入した「ゼビウス」(これがファミコン購入の理由だった)にそれこそ寝る間も惜しんでのめりこんでいたが、兄貴様が帰ってくるまでのブランクに私が死ぬほどハマってたのがこの「クルクルランド」でした。 当時は全マップが頭の中に叩き込まれており、どのステージでも最低2箇所も通ればどんな形か判るほどでしたが…。いや、今やると難しいわぁコレ。 実はある程度金塊を出したら、漠然と形が思い浮かんできたりもするのですが、それ以前に操作感覚が思い出せなくて、エキスパートモード(既に出ている金塊の上をもう一度通ると裏返ってしまう猛者向けのモード)どころか1周もクリアできませんでした。 私の当時の印象では「マイナーな名作」なのですが、その後もディスクでアーケード版が移植されたり、「どうぶつの森」でも遊べたりしているようで、実は結構知られたゲームだったんですね。こうしてファミコンミニのラインアップに載るくらいだし。 |
ファミコン 20TH アニバーサリー オリジナルサウンドトラックス VOL.1 |
ファミコン発売二十周年ということでいろいろな企画商品が発売されているなか、ゲームミュージックの大家サイトロンから発売されたのがこの作品。 アレンジバージョンなしの「素材勝負」だが、その素材が折り紙付きの厳選素材なのだからおいしくないわけがない。 しかも収録トラック数は CD の限界である 99 トラックと「満漢全席」仕様だ。 どれもゲームタイトルと BGM がセットで思い出されるくらいになじみのあるメロディであるうえ、もともとファミコンの任天堂作品の音楽は、言ってみればガキのおもちゃであるファミコンのゲームに添える BGM とは思えないほど「シブイ」楽曲が多く、歳を取ったいま聴いてもまったく色あせない魅力がある。 友達と遊びまくっていた当時を思い出して感慨にふけるもよし、当時は気づかなかった細かな音作りのテクニックを再発見するもよし、単なるコレクションに終わらせずに聴き込んでいただきたい一作である。 |
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