松本伊代 センチメンタルジャーニー
![]() センチメンタル・ジャーニー |
リンゴの元同僚は、オリジナル曲を次々と書き、自ら歌ってヒットチャートに常時顔を出しているような凄い連中なので、なんとなく、リンゴは音楽センスが彼らに比べて劣っているように思っている方は、是非このCDを聞いて、認識を改めてほしいですね。 まず、選曲のよさが抜群です!このあたりがリンゴのセンスの良さじゃないですかね。それに加えてアレンジの巧さ。リンゴのボーカルも味わいがあって良いですね! |
![]() センチメンタルジャーニー(CCCD) |
今のYUKIちゃんの幸せっぷりが切々と伝わってきて最高だよ! カップリングもいいね♪ |
![]() センチメンタルジャーニー DVDメモリアルボックス |
ある日届いた一通の手紙から、北は北海道から南は長崎まで、全国に散らばる12人の幼なじみのもとを訪ねて思い出を新しい恋へと変えていく主人公……ツッコミ不許可、一世を風靡した伝説の(笑)ゲームのヒロイン達を主人公にしたOVAですね。 他のこの種のゲームのOVAは、主人公とメインヒロインを中心に、他のヒロイン達を脇役に落とすという設定が多い中、各話交代で全ヒロインをそれぞれ主人公にしたエピソードを用意する、という構成が光ります。 個人的には広島・七瀬優のエピソードが良い感じですが、各ヒロインの特徴を掴んだ脚本と、サンライズの高品位の作画により、全体的に水準の高いシリーズとなっています。 |
![]() センチメンタル・ジャーニー (岩波文庫 赤 212-4) |
あの天下の奇書『トリストラム・シャンディ』の著者が書いたのだから、こんな題名でも、おとなしやかな紀行文であるはずがない。フランス国内、行く先々で、下女やら人妻やらにちょっかいを出して行く滑稽猥褻譚の趣がある。『風流チョイ悪親爺紀行』とでも訳したらいいのではなかろうか。 |
![]() 60年安保―センチメンタル・ジャーニー |
著者にとって安保闘争の体験はもちろん重要だったが、著者は後生大事にこだわり続けるものではないという考えだった。ブントのやったことなど幼稚なものだったと思っている。ところが、唐牛健太郎はそうでなかった。元全学連委員長という十字架を背負い、安保闘争の1960年以降も、そこに過度に固執しながら、日陰で生きざるを得なかった。よく、過去にやりのこしたことがあったり、蹉跌を克服しないままに生きているとき、「忘れものをした」などというが、唐牛氏の人生は忘れものをさがしながら終わってしまった。死ぬまで彼とつきあいのあった著者が懐古する唐牛についての文には悲しみがあふれている。
唐牛ほか、篠田邦雄、東原吉伸、島成郎、森田実、長崎浩が論じられている(森田実とは最近までよくテレビで見かけた好々爺だが、1956年の砂川闘争で一種の英雄だったそうだ。物心ついたときには大規模な学生運動などがほぼ存在していないような世代としては大いに驚きだった。 著者自身の運動の経歴も語られていて興味深い。選挙結果を操作して東大自治会委員長になったことなども明かしている。 |
![]() ティモレオン―センチメンタル・ジャーニー (中公文庫) |
発売当初読んだときにはほとんど印象に残っていなかったが、久しぶりに読み直してみれば、こんなにも面白かったかと思う。
コウクロフトとティモレオン(犬)の仲睦まじい暮らしに突然現れた自称ボスニア人の青年。コウクロフトはゲイなので、コウクロフトの感情はボスニア人とティモレオンの間で揺れ動く。ティモレオンを嫌うボスニア人にそそのかされてティモレオンを捨てに行くが、心が痛んでしょうがない。 そのティモレオンが一途に家を目指す旅の途中で出会った人々の人生が後半次々と語られていく。ひとつひとつがとても練れた物語だ。そしてそのどこかにさりげなく、背景のように描かれるティモレオン。あるときは失恋した少女にチョコレートをもらい、あるときは記念写真に収まり・・といった具合に。彼らの人生に一切重要にかかわらないのが面白いところで、あくまでも通りすがりに過ぎない。ティモレオンの感情も一切語られない。 コウクロフトはと言えば、この物語の中での唯一の道化役だろうか。彼が語る過去の思い出話は、どこか滑稽でボスニア人に語りかけているにも関わらず会話にさえなっていないのだ。ボスニア人もまた書き割りのようだ。 全体的なトーンは「裏切り」だろう。ハッピーエンドはひとつとしてなく、ときに甘くても最後はほろ苦い。そしてティモレオンにいたっては、苦いなんて通り越しているような最後だ。かなり衝撃的・・とだけ言っておこう。 |
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