一流の演歌歌手がJ-POPを歌った録音を集めたコンピレーションアルバムです。こんな聴き方もあるんですね。なるほどうまいです。冒頭の五木ひろしの「TSUNAMI」は最高ですね。「恋に落ちて」は小林明子の少し雑な歌い方が好きではなかったのですが,南かなこが魅力的な歌唱を披露しています。都はるみの「聖母たちのララバイ」,石川さゆりの「ジェラシー」,藤あや子の「愛染橋」など,何度でも聴いていたいです。
今回は先のレビューに対して辛口コメントを。これはあくまでも,「演歌歌手が歌ったJ-POPアルバム」です。普段はコブシを効かせて演歌を歌っている人たちが,J-POPをどのように料理しているかが聴き所です。皆さすがプロです。J-POPは当然J-POP風に歌っています。これをど演歌調で歌ったりすれば当然NGです。評価をする方も,ポップスでも演歌でも聴きなれた耳がなければいけません。演歌テイストの効いたJ-POPを楽しめる人でないと,正当な評価などできません。J-POPにド演歌のコブシを求めてしまうような人は,いろいろな曲を聞いてからまたここに戻ってきてください。J-POPのアーチストは演歌を歌える人もいるでしょうが,ほとんど歌っていません。ここでは,J-POPでも持ち歌同様のクオリティで歌う演歌歌手のうまさを堪能しましょう。
前作より、すっかりTVで大ブレークしたマツコさん。でも内容は前作と変わらず、対象となっている有名人に対してのスタンスも同じで、カテゴリー別に数人について述べているので、読みやすかったです。ボリュームがある分、わたしにとっては、字が細かいのが難点だったかな。TVで観るマツコさんより感情的でなく理路整然として、今回は有名人の男性についても書かれているところが興味深かったです。
また好きなドラマのひとつに「すいか」(2003年制作)をあげていて、これは、まかないつきの下宿屋に住む女性達を舞台とした良質なドラマで、毎回テーマが決まっていて、観終わった後考えさせられる内容でお勧めです。
■1章/女子アナ最終戦争(夏目三久、有働由美子、葉山エレーヌ、加藤綾子、紺野あさ美、田中みな美)■2章/ナルシシズム&ニヒリズムの研究(イチロー、斉藤佑樹、木村拓哉)■3章/80年代トップアイドル論(中森明菜、松田聖子、小泉今日子、神田沙也加)/■4章2世タレントの処世(小泉孝太郎、石原良純、長嶋一茂)■5章/男性司会者についての考察(みのもんた、中山秀征、関口宏)■6章/自然体不要論(■元・宝塚女優/真矢みき、壇れい、黒木瞳/■大竹しのぶ、広末涼子、菅野美穂)■7章/業と純情の近似性(加護亜衣、後藤真希、華原朋美)■8章/崩壊した幻想とその後(酒井法子、小向美奈子)■第9章/女優とは男である(沢尻エリカ、高城剛)10章/陰性エロスと陽性エロス(熊田曜子、杉本彩、小池栄子、仲間由紀恵)■11章/男権社会での生き方(丸川球代、蓮ほう、小池百合子)■12章/アスリートの本質(澤穂希、ダルビッシュ有、紗栄子)■13章/リーダー不要論(橋下徹)■14章/テレビへ住む女たちへ(島崎和歌子、磯野貴理子、前田敦子)
※カテゴリーずつのコラムなので、対象となっている人物に対してページ数は均等ではありません。イチローに関しては、以前小林信彦氏が「ちょっとキザなイチロー」と書いてあって、今回マツコさんのこの本を読んでその意味がよくわかりました。
宴会芸のために購入しましたが、期待を裏切らない出来栄えです。 細部の造りこみもさることながら、ボリューム感と迫力がただごとではありません。 「地球にうれしい天然ラテックス使用!」「肌に優しい自然抗菌作用!」 のキャッチフレーズは本当かどうかわかりませんが、製作者の検印もついており、 安心の日本製商品をアピールしています。さすがは老舗のオガワスタジオ。
以前ここではないですけども15本入りのケース買いをしました。ネット通販で。しかし、15本のうち5本はすっぱくて飲めたモンじゃなかったです。(結局返品するのもめんどうなんで無理やり飲みましたが)そのショップからクール便で届きましたが、そこのショップはなんか怪しい。というのもダンボールケースが一度開封された形跡があったのです。どういう理由で開封する必要があったのかわからないですが、すっぱいからといって返品された商品を良品の箱に少しずつ入れ替えて販売しているように思えました。最安のショップは気をつけたほうが良いですよ。この商品自体は自分としては好きです。グレープフルーツ味チューハイと適量混ぜればなかなかおいしいです。自分の飲み方はつまみをあまり食べませんから料理に合うとか合わないとか意識しませんが、どの料理にも合うとは思えません。しいていうならチーズとかおなじ発酵系食品と合いそうです。まっこりペットボトル1本を一日で飲んでそれを2,3日続けると便通が良くなります。これも乳酸菌のおかげでしょうか、わかりませんがたしかにそれはあります。とにかく自分の中ではマイブームで累計で40本くらい飲んでます。いつもコンビニで買いますが、まとめ買いならネットのほうが安いです。しかし上記の様な事例もありますので警戒しています。
マツコさんの良さとは、女装とかゲイとかはあまり関係なく(マイノリティである事の苦しさはあるでしょうが)人の気持ちをそらさない「座持ちの良さ」をTVなどで観ていると感じます。相手をあきさせないないんですね。
前書きで「わたしは真剣に回答しています」と書かれていましたが、そのとおり相手の立場にたって、真摯に時には手厳しく回答なさっていて、そこまでの強さと自立心を得られたのは、やはり引きこもりになっていた時に家が引越しをする際に、マツコさんは「なんとなく連れて行ってくれるもんだと思っていた」そうですが、お母さんの「あんたは連れていけない」と涙ながらに言われて、お父さんは擁護してくれたそうですが、あの時お母さんが突き放してくれたから、自立する事ができたと、以前他の本で書かれていましたが、その事がマツコさんを強くし、今現在のマツコさんがあるのだと思っています。字が小さく思えたのは、わたしが「老眼」だからでしょう(苦笑)ためになる一冊だと思います。
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