遊園地の経営シミュレーションです。デモ版をプレイしてハマり、製品を買いました。千人以上の来園者の一人一人に「空腹度」、「トイレ度」などのパラメーターがあり、一斉に思い思いの動きをしている様子が壮観です。また、自分がデザインしたコースターで来園者が喜んでくれている所を見るのは感涙ものです。 アトラクションの音や来園者の歓声もリアルで、いつの間にかすっかりその世界に引き込まれ、ついつい夜更かししてしまいます。(^_^;
すばらしい。工事関係者ならぜひ見てほしい本です。取材された現場の写真もコメントも申し分なく、非常に参考になります。 私は、工事現場の仮囲いを専門に仕事をしているけど、興味があるなら一般の方も楽しめる本です。工事は安く安全に行われますが、日本は世界に比べて美術的なセンスが無く予算もないです。この本を読んでさらに進化した日本の現場を作りましょう。
アーヴィン・サルバーグは大MGMを実現させたプロデューサーとして 映画史にその名を残す。 MGMは今やラスヴェガスのホテルの方が有名になってしまったが、 1920年代から50年代まではハリウッドの帝王として君臨した。 その中心にいたのがルイ・B・メイヤーとサルバーグだった。
そもそもはカール・レムリ率いるユニヴァーサルに経理の一社員として 入社したのに、あれよあれよの大出世。この役を演じられる俳優は デニーロくらいしか思い浮かばないだろう。
F・スコット・フィッツジェラルドの原作は映画史よりも、37歳で 急逝した大製作者の恋愛に焦点を置いていた。ゆえに本作もソフトな 仕上がりになっている。メイヤーとのバトルなどのシーンを期待すると 違う印象になるだろう。
カルヴァーシティの旧MGMスタジオ(現在はコロンビアのソニーピクチャーズ スタジオになっている)は厳重警備ながら、実はスタジオツアーも組まれている。 サルバーグとメイヤーが議論を戦わせた食堂などもそのまま残っており、 MGMやサルバーグファンの方にはぜひ訪問をお勧めする。
映画としてはデニーロとJ・ニコルソンの対峙が緊迫感あるシーン だったが、ほかはちょっと煮詰め不足な感じだ。 巨匠エリア・カザン作品にどうこう言うものではないが、これは最後の 監督作品だ。共産主義に言及する場面では、さすがに監督の意図が 読み切れなかった。せめてもの贖罪だったのかも知れないけれど・・・
まさに命を賭けて珠玉の作品を送り出したサルバーグ。 今や「風と共に去りぬ」を撮ったスタジオもソニーに明け渡し、格下だった ユニヴァーサルやパラマウントにもすっかり差を付けられてしまった。
名門MGMやRKOは一応映画部門は存続しているものの、スタジオは ない。サルバーグも複雑な思いで天国から見ているのではないか。 作品としては3つ星です。
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