地震で揺れたとき、今の震度はいくつか知りたいと思っていました。気象庁で発表される震度は、体感的に信じられませんでした。震度計は計測機器で販売されていますが、誰が買うのか?(国で買うのかな)解らない値段が付いています。グラグラフは 1万円を切る値段で非常に安い。地震の震度を測るだけでなく、万が一の時の避難サポート・妻や子供が一人で居るときなど安心できます。それ以外にも、地震避難の6ッの心得・地震データ記録(家に居ないときでも震度がわかる)・過去の地震データを同日再生・非常等・停電時電源切り替え機能など数々の機能を備え、地震災害の啓蒙をいやでもしてしまいます。内では キャスター付きの椅子に座らせ、グラグラフを持たせて地震体験をさせています。これは本当に、よく出来た商品ですよ。
新燃岳の噴火と東日本地震との関係を、本の記述の「噴火から間を置かず直ぐ地震が起きる場合、その火山から距離が離れた場所で地震が起こる。」で、関連付け、納得しています。
以前から地震対策を考えていましたが2010年11月に2台購入し東京23区内の自宅と実家に設置しました。
設置して直ぐに地震があり動作を確認できましたが、多少のノイズがある環境でも動作するようです。
2011年3月11日の東日本大震災でも正常に動作しました。震源より距離があったので揺れ初めまで少々ですが時間もあり、揺れにたいして予測できたので身構える事も気持ちにも余裕ができました。
価格の割りに設定も簡単で動作の信頼性もあると感じます。
短所としては設定できるFM局が1局のみなので日曜夜間によくある停波時に警報ができない点です。
震災後、被災された方々の無念や苦労を思いつつ、もし、いま自分や家族の身にも同様の災害が起こったらどうしよう、このまま日本はどうなってしまうのだろうという不安な思いでいたたまれなくなり、地震関連の本や雑誌記事を読みまくっていました。
それぞれに、災害に対する備えや、地震研究の最前線などの興味深い情報が載っているのですが、どれも、私の不安を解消するまでにはいたらない。結局、いつ地震がくるのか?その不安に明快な答えを示してくれるものがなかったからです。
今度も・・・と思いながらこの本をとったら、いままでの本とは違いました!
この本では、いつ、どこで、どれくらいの規模の地震が起こるのか、それを明快に予測してくれています!「30年年以内に地震が起こる確率50%」なんて、「結局、来るのか来ないのかはっきりしろ!」みたいな予測じゃなくて!
でもそれだけじゃなくて、私がもっと興味を持ったのは、地震の起こる前兆現象がわかりやすく示されていることです!
地震だって自然現象の一つなのだから、他の自然現象と無関係などということはありえない。動物の異常行動とか、地震雲とか、ずっと昔から言われていることなんだから、何かそこに関連があるはずと思っていたら、やっぱりそうだったんですね。
地震は大変な災害をもたらすけれど、事前に「いつ、どこにくる」とわかったら、恐れることはあまりないんだと分かって安心しました。
過去の地震と火山活動の活動の癖を見つけることから、今後の地震の発生パターンを予測している。2013年と2017年に首都圏の地震の小ピークがあると予測している。
各地域ごとの地震のパターンも解説しており、判りやすい本でした
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