中学生の時、SONY MUSIC TVで流れていたRunRunAwayのプロモーションビデオに翌日友人と盛り上がり、当時レコードを買って捨て曲のない中身に感動し、「いつかCDを」と思い輸入版を探してふと目にやったワゴンセールで発見して一人で盛り上がっていた12年前。 ベスト版を購入して久しぶりに検索をしたら日本版がリリースされているではないですか!!
迷わず購入することをお勧めします。
問答無用のスレイドの最高傑作で、グラムロックの代表作です。 最初から最後まで無駄なく一気に聴けるクオリティーの高さは見事。 音楽としては、グラムロックというよりハードロックと言っていいハイテンション・ブギなノリが魅力です。 ただ、納得がいかないのは、日本での評価が異常に低い、というか皆知らない。 確かに、ボウイみたいに実験を繰り返して時代を作り出したわけでもないし、 マーク・ボランのようなカリスマ性や、伝説があるわけでもないですけど。 ただ、 グラムロックって良いわ。。 って思うような人がいたら、このアルバムを聴いて欲しいんです。 いえ、ハードロック好きな人にも聴いて欲しい。 時代に埋もれるのはもったいない。
『Slade Alive!』といえば,英国のロック・バンド,スレイドが1972年にリリースしたLive盤のタイトルですが。これはその『Slade Alive!』に1978年にリリースされた『Slade Alive Vol.2』と1982年にリリースされた『Slade On Stage』,そして1980年に行われたレディング・フェス出演時のLiveを加えたLiveてんこ盛りの2枚組CDです。
日本ではグラム・ロックのバンドのあだ花的存在でしかなかったスレイドが,何故本国イギリスでは16曲ものTop10ヒット(内6曲がNo.1!)を持つ国民的ロック・バンドであったのか,その理由がこのCDでわかったような気がします。つまり,スレイドの本質はLiveバンドであり,そのLiveを目にすることができなかった日本ではほとんど評価されず,逆にTV等でLiveを目にする機会の多かったイギリスでは高い評価を受けたのではないでしょうか。 そう思わせるぐらいこの2枚組CDにはスレイドのLiveバンドとしての魅力がぎっしり詰まっています。 私自身,POPでハードなスレイドのサウンドはグラム・ロック時代から好きだったのですが,彼等のLiveがここまで素晴らしいものだとは思わず,認識を新たにしたしだいです。
73年発表の2nd。ギター・レス、ダブル・キーボードという個性的な編成を活かした曲展開が見事に開花したかのような印象を受ける作品。メロトロン、オルガン、ピアノなどが次々に登場する様は鍵盤ファンには涙ものだと思う。歪ませたエレピのソロなど個性的なサウンドも聞かせ、曲の出来も上場、前作よりスケール・アップした感じだ。本作では前作にも増してメロトロンが大活躍しており、メロトロンのファンなら更にお薦めできる。
1.はトニー・リーブスのベースから次に美しいコーラスが登場。物憂気なヴォーカルが登場してシンセのリード、そしてメロトロンと展開の妙を活かしきった素晴しい構成を持った名曲。2.はメロトロンのフルートと同じくメロトロンのストリングスの2重奏の後、オルガンがリードをとるインスト曲。メロトロンの美しい音色を満喫出来るように配慮しつつもコラシアム時代のインスト曲を彷佛させる仕上がりだ。3.はトニー・リーブスのブンブン唸るベースが素晴しい曲。4.はオルガンとエレピの早弾きによる曲。ちょっと感触が違うが、こちらもコラシアムのインスト曲を思い起こさせる。グリーンスレイドが曲作りに加わるとコラシアム臭くなるというのはあるのだろう。中盤にはメロトロンのフルードのソロも挿入。5.はフュージョン風味のロック・ヴォーカル曲であり、ギター・レスということを全く感じさせない仕上がりには正直なところかなり驚く。この時代の典型的なロック・ヴォーカル曲になっており、彼らの実力を示す名曲と言って良いと思う。
前作でゴリ・マッチョこと狼少年ジェイコブ(テイラー・ロートナー)が恋敵として存在感を示したが、今回もさらにツンデレ二股少女ベラ(クリステン・スチュアート)に猛然とアタックをしかける。基本的にはホソマッチョ・ヴァンパイアのエドワード(ロバート・パティンソン)とラブラブなのだが、本作では本人の目の前で(確信犯的に)ジョイコブとペッティングを繰り返すベラ。誇り高きヴァンパイアといえどもいてもたってもいられなくなったエドワードが猛然と2人を追いかけてきて、あわや一触即発の危機に・・・・・・
本シリーズの本国アメリカでの人気は日本人の想像以上らしく、ティーンの間ではヴァンパイア族の特殊メイクをまねて耳をとんがらせる整形手術が大流行しているという。ヴァンパイアと狼男の両方から求愛されながらいまだ生身の人間でいられるベラ、今回はその命をある一味から狙われるのだがなんとヴァンパイア軍と狼人間軍双方からボディガードされ女王様気分を満喫しているではないか。日本の寒総理も是非みならってほしい二股外交術を体得したベラは、もはや敵なしという感じなのだ。
前作の流れからすると、ジェイコブvsエドワードのベラをめぐる壮絶なバトルが展開されるのかと思いきや、それは最後のお楽しみとばかりストーリーはライバル男同士の友情へと思いもかけない方向へ転換していく。一作一作監督を変えてはいるがシリーズ全体の世界観を引き継ぎつつ純愛三角関係というテーマにそって進行するストーリーは確かにティーン受けしそうな面白さを兼ね備えている。ヴァンパイアの超高速ダッシュやチョークスラム、狼変身シーンもそろそろマンネリ化してきたものの、今後のシリーズ展開次第ではまだまだ粘れるだろう。
女王様気分のベラがますますつけあがり、ヒートアップした2人のモンスター男はさらにイガミ合う。しかもそのベラがいまだバージンという設定が泣かせる?ではないか。タイトルは“エクリプス(日蝕)”、ギリシャ語で「力をうしなう」という意味もあるらしい。どんどんずうずうしくなってパワーアップしていくベラとは対照的に、ジェイコブやエドワードが逆に弱々しくなっていくように見えたは気のせいだろうか。
♪けんかをやめて服だけ脱いで あたためるために変身しないで 剛毛異常♪
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