最近、車の中では本CDの M9.「Animal Daydream」をずーっとリピート。
なんかわかんないけど、凄くいいや。
※Amazonの曲目リストを見てレビューを書きましたが、改めてCDを見ると曲名が違っていました。
謹んで訂正いたします。
映画を観る際、新鮮な眼で観賞出来るように、あえて毎回ほとんど予備知識無しで臨むので、今回もジョン・ル・カレ原作で監督もジョン・ブアマン、きっと余計なハッタリとか無しの"渋ぅいスパイ映画"のはずで、さぞかしサントラの方も欧州の曇天の冬空を想わせるような憂鬱な雰囲気が漂ってっと勝手に想像してました…
いやいやとんでも無い、これは全く予想外の設定でした… 映画の舞台は燦々と陽光が降り注ぐエネルギッシュな中米パナマなんです!
ショーン・デイヴィが担当した音楽のトーンは、ブラック・ユーモア溢れる映画に合わせて陽気なサルサの香りがプンプンです。静から動へヴァラエティに富んだ16曲が次から次へと続き、本編に数々挿入されていたエキゾチックな既成曲こそ入ってないが、聴いていていたって楽しい気分になれるサントラになっています…
スパニッシュなギター・ソロとリズミックなパーカッションの素敵な掛け合いも聴き物だが、ラストで流れるちょっとケルティックで印象的なボーカルを聴かせてくれるリタ・コノリーは、ショーン・デイヴィの奥様とのことです…
幼い時にこの本を買ってもらい、ずっと愛読書としてきました。私にとって「科学」というものに興味を持たせてくれたのがこの本でした。人魂やパナマ運河の仕組み等、ちょっと変わった題材を取り上げていたことと、内山安二先生の描くキャラクターが好きだったからだと思います。今から見ると、多少古く感じるかもしれませんが、それでも楽しく読めると思います。
ピンターはちょっと出るだけだが徹底的な反骨の劇作家・ハロルド・ピンターの顔を見るだけでも買う価値がある。2005年ノーベル文学賞はアメリカの悪業(チリ・クーデター。ニカラグア侵攻、エルサルバドル軍事独裁虐殺支援、アフガン侵攻、イラク侵攻。結果的に全部失敗)を徹底的に批判し続けた英国のハロルド・ピンターに授与された。世界の心ある人は歓迎し祝杯を挙げた。政治的な授与だという「非難」もあるが政治的でないことなどこの世にあるか!馬鹿野郎。この「テーラー・オブ・パナマ」は原作が「寒い国から帰ってきたスパイ」で知られるジョン・ル・カレ(元MI5)カレもアメリカのイラク侵攻を強く批判した根性のある人。監督は古くは伝説的なりー・マービン主演のハードボイルド「ポイント・ブランク」(DVDなし)のジョン・ブアマンとジョンブル魂?全開である。誰がピンターに出演を要請したか知らない。作家仲間のジョン・ル・カレか?ピンターは「フランス軍中尉の女」「さらばベルリンの灯」の脚本も書いている。不条理演劇のほうは全く知らない。鴻上尚史が専門だろ。勇気ある人・ハロルド・ピンターのご冥福を祈ります。
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