本来、怪物や神が敵である所が、人が敵として書かれており、神話性の楽しさが欠けるのが残念!
女装に関する日本の歴史と文化をとてもわかりやすく説明しています。
著者の経験談や仲間の話も豊富に含まれていて、実際に女装をしている著者だからこそ書ける内容でしょう。
ヤマトタケルの話に始まる古代から、新宿女装コミュニティの話を中心とする現代まで、興味深い内容が本当にドンドンでてきます。
約370ページと新書にしては分厚いですが、読みやすい文章なのでスラスラ読み進めることができるはずです。
また、著者自身は自分のことを性同一性障害だとは思っておらず、単なる性別越境者だと規定しています。この理由については「おわりに」で触れられていますが、ここに本書で著者が言いたかったことが濃縮されているように思います。ここだけでも読んでみる価値はあるのではないでしょうか。
本書を読むまでは、女装とホモセクシュアルを混同していたように思いますが、同じ様な人にこそ是非読んで頂きたいと思います。
著者の経験に裏打ちされた、内容の濃い本当に素晴らしい一冊です。
製作が世界名作劇場で有名な日本アニメーションです。同社としてはロボアニメ初です。だけどねやっぱり絵がね…すごくデフォルメの効いているですよ。これが…手とか顔とか丸いし。
ストーリーもすごく王道です。RPG的な展開ですし。ロボデザインはすごくカッコイイです。独特の絵柄のキャラとの違和感がこの作品を楽しむ醍醐味かもしれません。
残念なことに放映時のGLAYの「真夏の扉」と「RAIN」が収録されていません。OPでヤマトタケルの頭上にクサナギの剣が降りて来る演出があるんですが,「真夏の扉」の歴史の徒花〜♪という詞に絶妙にマッチしていたんです…非常に残念です。
しかしOVAも収録されおり、設定資料には総監督のインタビューや魔空戦神のラフ画も多数掲載しており満足しています。
稲垣浩の、菊島隆三の、円谷英二の、三船敏郎の、原節子の、左卜全の 国生み神話、特撮映像化。
マンガ日本史の新シリーズ第一巻。
ヤマトタケルをあの「るろ剣」の和月さんが描いています。
もう無茶苦茶感動しましたし、
古事記を読み返すと「ああ!!」と納得する伏線を引っ張っています。
ヤマトタケルとオトタチバナ姫の関係、タケルと大和の関わり方が斬新な解釈です。
内容もぶ厚く、日本神話の解説や、和月さんの描いたスサノヲも拝めます。
この巻だけでも買ってお得!!
|