天体望遠鏡の機能もあるのかと勘違いしていました。それがショックでした。 子どもは喜んで、目の周りに跡がつくくらい見てましたが、このごろ飽きたようです。
5歳の甥っ子のクリスマスプレゼントとして購入しました。 意外ときちんと見えている様子(母親談)で、甥っ子もえらくお気に入りのようです。子供が持ち運びすることが可能で価格も安く、入門者である子供には丁度いい商品ではないでしょうか。
本書はすばる望遠鏡が観測を開始してから10周年となる2009年に刊行され、すばる望遠鏡の大元でもある国立天文台によってまとめられた公式の天体写真集とも言える書籍です。
すばる望遠鏡は世界最大級の口径8.2メートルの一枚鏡の光学赤外線望遠鏡であり、ハワイ島のマウナケア山の標高4200メートルの頂上という街の光の邪魔もなく空気も乾燥している高地という天体観測の妨げとなる水蒸気や空気のゆらぎの影響の少ない場所に立地しており、さらには最先端の補償光学技術によるサポートを行う事によって秀麗な天体写真という形ですばる望遠鏡の観測成果を私達が目にする事を可能にしています。本書では秀麗な天体画像が出来るまでのプロセスやそこで用いられる技術についても紹介されており、天体観測における画像処理等における技術の発展というのも伺う事が出来ます。 ちなみに個人的にはすばる望遠鏡にて用いられている観測・画像処理に関わる様々な最先端技術というのも面白かったのですが、やはり惹き付けられるものはすばる望遠鏡が観測を開始してから10年の歴史の中で収めてきた数々の天体写真であったりします。大気圏外にて活躍するNASAのハッブル宇宙望遠鏡がとらえた天体写真もあちらはあちらで秀麗で素晴らしいものですが、すばる望遠鏡の方もそれに負けず劣らずに素晴らしくかつ目を見張るものがあると思います。故に大気のゆらぎを画像の乱れを補正する補償光学技術の大きさというのも実感させられます。恒星や星団、星雲、そして銀河系の外に数多存在する様々な銀河や銀河団の姿には大いに惹かれるものがあります。
我が国も近年南米チリのアタカマ山脈にてALMAも運用を開始するなど天体観測の分野でもこれから将来大きな成果が出てくる事が予想されます。本書におけるすばる望遠鏡をはじめ国内外に存在する大型望遠鏡を通して収められた天体写真がこういった書籍で私達が目にする事が増える事を期待しています。
Amazon Vine 先取りプログラム™ メンバーによるカスタマーレビュー (詳しくはこちら)
現物を拝見しましたが、とてもイラストが多く、よく出来ています。 興味をひいて子供も長く読んでいるようです。 特に、問題ない出来です。
さらによくするとすれば、 子供の興味をひくために、 マンガを多用すると、さらに理解が深まるように思います。
あと、表紙にカエルを使っていますが、カエルが嫌いな人もいるので、 表紙は、万人受けするようなものをつけるのがおすすめです。 (瑣末なことですいません)
昔の話になりますが私は直接太陽を15秒程見た事があります。 それでも二週間程視力の低下がみられました・・・。 戻ったからまだマシですが太陽光で網膜が傷つけられていたものと思われます。 日食を見てこのような状態に陥ってしまった場合『日食網膜症』と分類するそうですが、 恒久的にこの『日食網膜症』に陥ってしまう場合もあるので必ず日食を観察する場合は太陽グラスを使用しましょう。 しかし、太陽グラスの連続使用時間は大体3分間とされていますので3分経ったら一定期間の間は眼を休めるべきですね。 それと、今回の金環日食はちょうど通勤、通学時間帯と重なりますので上を見上げている時の交通事故やスリなどに気を付けて下さい。 早めに出勤、登校をして安全な場所で観察するのがそのような不安もなく自然が織りなす一大イベントを楽しめると思います。
|