表紙写真のとおりローランド・カーク特集号。 ブートレグを含めた全作品の詳細ディスコグラフィーが最大の目玉。 全曲でカークの使用楽器が記載されており、これがすごい。 未聴の作品は聴いてみたくなり、既聴の作品は聴きなおしたくなる理想のガイド。 インターネット上を探してもこれ以上のものは現時点では見当たらない。 これを読んでカークファンになる人がいるかは分からないが、すでにファンなら必携の一冊。
40年以上も前、夜間大学を中退、転職4回目の頃、
なんとか自暴自棄にならなかったのは、当時このLP
のおかげでした、私にはお宝です。
「カーネギーホールのチャーリーミンガス」(アトランティック)でのローランドカークの演奏があまりにも凄いので、他の演奏も聴きたくなり購入しました。本作のハイライトはコルトレーンへのトリビュートであり、思い入れたっぷりの熱いメドレーが繰り広げられます。ローランドカークの生前の評価は、特に日本では低く、ウケ狙いのゲテモノ扱いされていました。私もそうした評価を目にして聴きもせずに敬遠していましたが、こうして聴いてみると彼は一級のジャズプレイヤーであったことを思い知ります。これから他の作品も聴いていこうと思っています。
長らくVHSや、不満足な海外の怪しいDVD盤でしか、見ることの出来なかった稀少盤(現在廃盤)です。 1969年当時のロンドン郊外のライブ・ファクトリー「ライノリウム」で2日間行われた ライブ映像が収録されております。
VHS盤などでの残念な品質(画像、音声)に嘆いておりましたが、こちらのDVD盤の改善された 素晴らしさに驚嘆せざるをえません!
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