どの曲も誰もが耳に挟んだことのある懐かしい曲です。 クラシック音楽だと敬遠してしまう方も、よく知っている曲をチェロで演奏しているというのだったらまた違った聴き方を気軽に楽しめると思います。 私は特に11曲目のビリージョエルのオネスティがお気に入りです。チェロの音の優しさやふくらみがとても胸に響きます。
ストーリーは癇癪持ちで一癖あるママを中心にその四娘と各々の彼を描いたファミリームービーです。
主演のジョアンアレンの嫌われママ役の存在感は流石で、彼役のケビンコスナーは影を潜めているくらいです。
また本作では後にヒロイン役を張るようなキレイどこの四姉妹がキャスティングされていてこれも見所だと思いますね!
演出で若干奇をてらった感のある映像がありましたが、必要性がいまいち解せなかったです。
あとラストの怒りの解釈も釈然としませんし、心暖まる作品と過度な期待をすると肩透かしを喰うかも知れません。
ヘヴィなギターとギーボード、ストリングスが絶妙に絡み合って物凄く荘厳なサウンドに仕上がっています。マイケル・ロメオのクラシカルなギターソロもクールでカッコイイです。メロディの方も素晴らしい!ロードオブザリングを思い出すなあ・・・。あと、このアルバムを聴く時は曲単位ではなくアルバム全体を通して聴き込むのが良いと思います。
CD一枚分の容量しかなく、劇中の歌曲全てが素晴らしかったために、物足りなく感じてしまいます。 個人的に、フォンティーヌが髪を切る手前の娼婦の合唱や、ガヴローシュの独唱がすごく好きなので、 ぜひそれらを補完した完全版をCDで入手したいです。 もちろんDVDは買いますが、やはり通勤途中などで聴きたいですし。
映画を見た後、ミュージカル音源を流し聞きして、その後にサントラを買いました。 歌の上手い下手ではなく、物語にあった映像や俳優さんの演技あってこその映画「レ・ミゼラブル」 だと思います。それらが脳裏に蘇ってくるので、サントラを聞くだけでも涙、涙…
特にアン・ハサウェイの夢破れてと、バリケード崩壊前後(銃撃音まで入っている…)、エピローグは、 映画をみて数日たっても中々頭から離れられません。
映画はオーケストレーションも良く、シンセなどではなく、弦楽器の音が映えるので、 そういった意味でも映画版サントラは好きです。 ただ、歌った後のオケ収録だったそうなので、宿屋のおかみなどの演技での歌ののびに 合わせるのは大変だったんだろうなーと‥・ そんなところを気にして聴くと、より一層楽しめると思います。
素敵な装丁のアラン『幸福論』です。
高校時代に、文庫本で堪能した身としては、
アンソロジーをこういう美しい本で再読できたことはうれしく思います。
アランの精神に少なからず共感できれば、
表紙を眺めているだけで幸せな気分になれます。
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