【危険度120 グロ・サイコ 銃乱射映像】ブラッディ・ウェンズディ
![]() 北京の55日 デジタルニューマスター版 [DVD] |
1900年におきた義和団事件を扱った映画。
主にアメリカ軍人とイギリス領事の視点で物語りは進み、彼らの苦悩が描かれている。 義和団の大挙して押し寄せるイメージ(これに残虐性と陰湿さもプラスされる)と 各国列強の整然と隊列を乱さずスマートなイメージの対比が印象的。 列強側の人間が感じた「なぜ故郷でもない場所で戦闘をしているのか。なぜ北京にいるのか」 という根本的な疑問は、身の危険を感じなければ浮かんでこない。 また、そのような疑問を感じながらも、列強各国の清における利益云々などの 駆け引きによって「撤退」という選択肢を隅においやる。 そのような列強の思惑によって、中国に住んでいる現地の人々の生活がどのようになるのかは 主として描かれていない。 現地人ではなく、外国人居留民やアメリカ軍人と現地の中国人との間に生まれた少女がアクセ ントとして挿入されるのみである。 この映画は1963年に制作されているが、この映画制作と前後してアメリカはベトナム戦争 に突入する。 異国の地に出兵することとは一体何なのか。何のために出兵するのか。 この映画は、異国の地に関与する「先進国」の視点が如実に描かれているように感じた。 余談だが、清の皇太子が俗に言う中国人っぽくないので、序盤はずいぶんと混乱させられた。 1963年制作。 |
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英語だと義和団のことを「Boxer」と呼んでいるんですが何でなんでしょうか?
ネットで検索しても分かりませんでした。 義和団が拳法の訓練をしているからなのでしょうか。 最後に駐留米兵の落しだねの娘がヘストンに付いて行きますがこれは「中国人は反抗しないでカワイコぶってアメリカ(というか列強)の言うことをきいていなさい」というメッセージなんでしょうか。 母にそう言ったら「考えすぎだ」と笑われました。 |
![]() ブラザーズ・フォア ベスト・オブ・ベスト |
1960年代の日本のフォーク・ブームは外国曲のコピーから始まりました。当時、我が国でもピーター・ポールアンドマリーと同様に人気があったのが、ブラザース・フォアでした。
ギター伴奏にのせて、男声4人によるコーラスは、比較的簡単なハーモニーで歌えることもあり、当時のフォークグループの雛型になったのも理解できます。 ブラザース・フォアのヒット曲は沢山ありますが、列挙しますと、このCDに収められている「グリーンフィールズ」「遥かなるアラモ」「七つの水仙」「さらばジャマイカ」「花はどこへ行った」「500マイル」などが上げられます。どれも日本のフォークグループにカバーされた曲ばかりですので、当時のフォークシーンを語る上ではずせない曲ばかりですね。 「トライ・トゥ・リメンバー」のハーモニーの美しさは、今でも十分鑑賞に値します。シンプルなコード進行で彩られた4人のハーモニーの中に、温かさや懐かしさが込められています。 「グリーンスリーヴズ」のように、昔から歌われてきた曲も美しい和声のお蔭でその良さが再認識されたと思っています。 ジュディ・コリンズやジョニ・ミッチエルの名唱が思い出される「青春の光と影」も男声4人のハーモニーで聴くとまた違った哀愁が感じられます。 確かにブラザース・フォアの演奏スタイルは古くなりましたが、味わいは今でも十分感じ取ることができます。 昔懐かしい曲を久しぶりに聴くとまた違った魅力を発見できます。 |
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