昭和テレビ番組12/寺内貫太郎一家
TBS 水曜劇場の時間ですよ |
70年代に高視聴率を保ち続けたTBSの水曜劇場の主題歌、挿入歌が オムニバスのCDとして発売されたものです。 当時は決して明るい時代ではなかったはずですが、 音源としては天地真理や浅田美代子、郷ひろみなど、 ひとりごと(西真澄)、わたし(谷口世津)、短篇小説(桂木文)など 意図的にメジャーコードを使った新人の曲も 「昭和枯れすすき」「北へ帰ろう」のような曲も 「茜さんのお弁当」までの時代でCDが終わっているのもいいと思いました。 |
「悪魔のようなあいつ」「寺内貫太郎一家」オリジナル・サウンドトラック主題曲集 |
ドラマを思い浮かべながら聴き入ると当時が甦ります。
井上尭之バンドの切れのいいサウンドは最高! |
寺内貫太郎一家 BOX(3) [DVD] |
小さい頃見たテレビドラマ。あの時は、ジュリーと叫びもだえる樹木希林さんや、些細なことで怒り暴れる小林亜星さんと息子の西条秀樹さんとの派手な喧嘩シーンに大笑いして見ていました。
とにかく、登場人物が全員魅力的です。素朴でおとぼけキャラの浅田美代子さん、わざとらしく小汚く振舞ったり拗ねたり意地悪したりする樹木希林さん、すらっと格好よく真っ直ぐな気性の西条秀樹さん、何があっても落ち着いている加藤治子さん、子供心にこの恋愛は表立って応援したらいけないんだろうなって思う恋をしていた静かで綺麗な梶芽衣子さん、そしてドラマの脚本家の向田邦子さんのお父さんがモデルといわれてる、短気で筋の通らないことが大嫌いで時には手も出る、でも家族思いの不器用な父親の小林亜星さん。脇役の由利徹さんや、左とん平さんもひょうきんでいい味出してましたよね。 人情、家族の愛情が暖かく描かれていて心和むドラマですね。一話一話エピソードの設定も面白いですよね。 |
寺内貫太郎一家 BOX(2) [DVD] |
高校生の頃、このドラマを見ました。大笑いしながら見ていました。わたしの中では、ずっと1番の傑作ドラマでした。大人になり、もう1度DVDを買って見直すと・・・。深い深い。怒りながらも人情たっぷりの貫太郎さん。やさしいく夫についてくけれどもここ1番には強いさとこさん。小さいころの懐かしいにおいが感じられるのです。何回みても大傑作。こんな家族、今の日本にどれくらい残っているのだろう。 |
寺内貫太郎一家 DVD-BOX 1 |
32年前に私が高校1年の3学期から高校2年の2学期まで放送していた懐かしい作品です。その年の予餞会(卒業生を送る会のこと)で、私は(男だけど)おきん婆さんを演じましたので、本当に懐かしいです。(「ジュリー!」もやりましたよ)今の若い人には使い方がわからないであろう「ダイヤル式黒電話」や、「買い物かご」、「パンタロン(裾がラッパのようなズボン)」、「アベック」という言葉などに時代を感じますねえ。まあ若い人には見る価値はないかも知れません。私のようにリアルタイムで「水曜劇場」を見ていた人は、思い出に浸ることができますのでおすすめです。それにしても小林亜星は演技が下手だなあ。それから浅田美代子の歌も・・・あれからアイドル歌手の歌唱力低下が始まったと思いますが・・・。とりあえず45歳以上の人、見てみましょう。 |
寺内貫太郎一家―向田邦子シナリオ集〈5〉 (岩波現代文庫) |
テレビドラマにリアルタイムでかじり付き、新潮文庫の「寺内〜」を何度も何度も読み返しては涙していた自分にとって、待望の出版である。
すべてのストーリーがシナリオ掲載されているわけではなく、評判のよかったもの(?)を抜粋しているのだが、運動会の回想が涙無くしては読めない第1話や、マモルと貫太郎が一緒に障子に穴を開ける第15話など、好きなシーンが目白押し。 ただひとつ、個人的に残念なのが、周平にタメが泣きながら殴りかかる第5話が、ダイジェストでしか掲載されていないところ。 思いっきり泣けちゃう、いい話なんだけど。 |
寺内貫太郎一家 (新潮文庫) |
書評を書こうとして、本を手にしただけで胸がいっぱいになり涙がにじむ。
貫太郎、里子、静江、周平、きん、みよ子、イワさん、ため公、花くま― 登場人物のひとりひとりがいとおしい。 茶の間での乱闘、貫太郎の怒鳴り声、ぶっとばされる周平、ごはんをこぼし笑うき ん。 目に見え、耳に聞こえる。 どこが良かったなどと要素を切り出して評することはむなしい。 この本丸ごと全部、良い。 向田さんは無敵。 生きていて欲しかった。 |
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