ビブリオバトル 2009/12/17 「鈴木先生」
鈴木先生 9 (アクションコミックス) |
ついに生徒会長以下執行委員の選挙が始まった。
それぞれの候補者たちが演説を繰り広げ その内容にイチイチ反応する生徒たち、そして先生たち。 あまりのネームの多さに いつもならヤラレそうになるんですが 今回は議論ではなく演説メインなので 読後にドッと疲れることは無かった。 それが拍子抜けというか いつもの読後疲労感を感じるために 体調万全で読み始めたのにw 少々肩すかし感があったので★1個減らしました。 しかしながら続巻から壮大に始まろうとしている 「学園祭演劇編」が、導入部分からして 足子センセイの狂気ぶりがオソロシイ。 ホラー映画だよこれじゃあwww ネタバレになるので書きませんが色々あって発足した新・生徒会が この演劇編にどう係わって、 どんな問題に立ち向かい 鈴木先生は、どんな命題を生徒に与えるのか 楽しみなのであります。 それにしても足子先生の出演シーンだけは 梅図かずお先生のホラー漫画のようだww |
「悪いこと」したら、どうなるの? (よりみちパン!セ 33) |
現在の少年法により、罪を犯した未成年は手厚く保護されます。どちらかというと被害者を差し置いてでも加害者を保護することに重点が置かれていると思われる節も見受けられます。
犯罪によってもたらされる加害者・家族、被害者の知られざる局面に切り込んだ大変な良書だと思います。現在の法律での矛盾点などにも果敢に切り込んでおり非常に考えさせられます。子供向けの本ではありますが老若男女問わず一読をお勧めしたい書籍です。 切り口が異なる作品ではありますが以前観た「手紙」という映画を思い出しました。手紙では加害者の家族にスポットを当てることで犯罪が引き起こす悲惨さを描いていましたが本書では別の切り口から犯罪がもたらす悲しみを知ることができます。 |
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