自分に学が無いせいか、
本編(コンサート)に字幕が無いのは痛かったです・・・
前作の『コンフェッションズ・ツアー』には
ちゃんと字幕があったのに何故でしょう?
前作同様に画像加工が多いのも気になりました・・・
それでも『コンフェッションズ・ツアー』のDVDは、
今日までに数え切れないくらい視聴致しました。
ダンスも歌も構成も素晴らしく最高のライブだと思います。
そのせいか期待が大きすぎて、
『スティッキー&スウィート・ツアー』を見終えた時、
「こんなもんかぁ〜」って感じで、
前作の様な興奮がありませんでした。
大好きなアーティストだし星満点を付けてあげたいけれど、
前作を超える作品とは思えませんし、
何より日本盤なのだから、
数ヶ月もの発売延期中に字幕を入れる位の優しさが欲しかったです・・・
なので自分は星4つの評価にさせて頂きます・・・
この演奏会、本当に良かったのでCD化を待っていました。
いつものお上品なOEKとは一味違ってこの日はとても情熱的かつ軽快で、かといって放縦な演奏ではなく「ヴィヴァルディってヘビーメタルの原型?」と感じるくらいノリがよかった。ピアソラとヴィヴァルディをつないでいくところの均整がとれていて緊張感あふれる演奏でした。CDでもその雰囲気は損なわれていません。ダウスさんがスパニッシュ・ジャケットをおしゃれに着こなしてすごくカッコよかったことが思い出されます。
ただひとつだけ残念なのは、アンコールの最後に演奏されたペレチス「すべて歴史のごとく」が入っていないことです。確かダウスさんが“故岩城さんに捧げます”と言って演奏されたと記憶しています。このCDのテーマから外れるので除外されたのだと思いますが、ボーナストラックで入れてほしかったと、ライブを聴いた一人として欲張りなコメントをしておきます。
若手実力派バンドネオン奏者として期待される三浦一馬の2枚目。彼の音楽は聴いたことがなかったが、両親がピアニストと
いう恵まれた環境にも関わらず自主制作CDの売上で海外留学の渡航費用を捻出する気骨さや、クラシックからTV用音楽ま
で場を限定しない柔軟な活動振りが気になり手にとった。普段このジャンルに疎い私の心にも響く力をもつ作品だ。
彼が本作のテーマに選んだのがピアソラ。去年は丁度ピアソラ生誕90周年にあたったそうで、彼自身バンドネオンの道を歩
む大きなきっかけになったと解説文中で認める。本盤はピアソラが異なる時期に作曲した4曲を組曲として纏めた「ブエノスア
イレスの四季」を中心に、三浦自身が特に思い入れ強い全10曲を収録。
恥ずかしながらピアソラの音楽にじっくり向き合ったことがなかったが、乾いた曲調の中に流れる哀愁たっぷりの旋律は心の
琴線へ多分に触れ、日本人の湿った感性と相性が良いと思う。以前日本でピアソラ・ブームが沸き起こったのも納得。
打楽器的な打鍵や突如流れ落ちるグリッサンド等の多彩な奏法、そしてうねうねと繰り返されるテンポの波を含みながらも音
楽の命である縦のリズム線を決して乱さないバンドの見事な一体感は、単なるムード音楽に陥らないスリルを産む。
バンドネオンの厚みある音から次々と産まれる官能ある甘い響きはあれよという間に心を満たしていくが、ひらすらそれだけ
ではすぐにお腹一杯になってしまう。その点でコントラバス・ピアノ等他楽器が良い塩梅に絡み絶妙なバランスをとるが、特に
バンドネオンと良い対照を産んでいるのがヴァイオリンで、全体に渡りこの二つの楽器が交代で主旋律を担っている。
購入直後は「乾杯」等速い楽曲を繰り返し愛聴したが、聴く程に愛着を増すのが「オブリヴィオン」等のバラード。バンドネオン
の厳しくも美しい単旋律が深く胸を打ち、代表曲「リベルタンゴ」等とは違うピアソラの魅力に出会えた気がした。
先行レビューに指摘される通り、三浦自身が書き下ろした楽曲解説が読み応えある。各曲誕生の背景を始めとした鑑賞に役
立つ情報は勿論、ピアソラへの真摯な想いが若干硬質な表現の端々から伝わり好印象。彼のさらなる飛躍を楽しみにしたい。
レスリーの笑顔を見たとき、彼が死んだなんて信じられなかった…。 『ブエノスアイレス』自体もすごく好きなんだけど、これはまた違った意味での傑作。 未公開シーンでの、シャーリー・クワンの台詞がいい。 「これは口実 一緒にいたいの」 この台詞に出会えただけで、幸せだった。
演奏者によって曲の印象や感じ方も変わったりしますが、とても美しく上品なピアソラです。 チョン・ミュンフン指揮の「リベルタンゴ」も素敵ですが、 個人的には「タンゴの歴史」が良いなあ。 品があるのです。 セルシェルのギターも美しいです。 でも激しいタンゴがお好みの方は物足りないかも?
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