増村保造監督作品は決して万人向けではありません。 特に私と同じか、それ以降の世代の観客の大半は、この“曽根崎心中”の狂おしいまでの激情の描写を見て吹き出してしまうと思うのですが、正直に告白しましょうー私はこういうの大好きです。 悪役・久平次のあの悪魔のような洪笑までもー。
ヒロイン役の梶芽衣子さんのらんらんと輝く瞳もすばらしい。 “女囚701号−さそり”や “修羅雪姫”と並ぶ彼女の三大名作の一つだと思います。 名乗り出られない徳兵衛に代わって久平次に啖呵を切るときのカッコ良さ。 しかも徳兵衛がその梶さんのおみ足に軒下で熱いキスを捧げているーという前代未聞のエロティシズムーこれには本当にぶっ飛びました。 “愛憎”という言葉は増村作品の代名詞ですが、まさにその愛と憎をまったく同じ時間軸の中についに映像化してしまいました。 残念ながら日本映画がどんどんやせ細っていった時代の、しかもATG作品なので映像の貧しさは否めないのですが、増村作品の特徴を遺憾なく発揮できた最後の作品(その後の二本は残念ながら良くありません)で、ファンなら押さえておきたい秀作です。 そして増村作品をすでに何度か見てその作風を熟知している方なら、彼の最後の情熱の燃焼に満足行く事は請け合いです。
レンタルDVDで鑑賞を始めた、999リアルタイム時代の私だが、松本作品に欠かせない高品質の主題歌が収録されている。
主題歌は緊張感を伴う「勇猛・壮大」といった印象。特にエレキのカッティング&ブラッシングが絶妙なリズミを刻み続けている。ささきいさお氏のヴォーカル版もいいが、インスト版だとエレキによるバッキングの技巧がより良く聴こえる。また、途中でオーケストラが入るが、一瞬の静寂、その後宇宙の壮大・深遠さが脳裏に浮かぶ。
エンディングは心の故郷を思わせるようなバラード。ストリングスが優しい音色を奏でている。草薙イネさんのエピソードでは、終盤の場面にすっかり溶け込んでいた。
個人的には、インストのトラックからはコーラスを省いてほしかった。あくまでも純粋に各楽器の音色が聴きたかったもので。それでも星5つは揺るがない。動画投稿サイトでフルヴァージョンを聴いたのが購入に至った。
『ゴルフボディをつくるためのストレッチ&トレーニング』も持っておりますが この本の方がわかりやすく、すべきトレーニング内容も具体的に書かれており 自分の弱点に応じた訓練ができるように構成されています。
私は膝と首を痛めてからこの領域に関心を持ちましたが、全ゴルファー必携の本だと思います。
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