一体、犯人は何を求めたのか。失敗をしながらも認められ、幸せをつかんでも、それ以上に何を求めたのか。犯人をここまで駆り立てたものは何だったのか。その理由とこの悲惨な事件とのバランスがあまりにもとれていない。
著者の本はこれまでにも何冊も読んできたが、この事件を著者が取り上げたことは私にとっては良かった。
小泉元首相の首席秘書官だった飯島勲氏に対するロング・インタビューである。 著名は「官僚」とあり,民主党政権が,官僚を敵視して排除し,当然の結果として,あらゆる政策が裏目に出ており,東日本大震災でもTPP問題でも沖縄問題でも後手後手に回っているというお粗末ぶりを指摘している。 その他にも,総理としての資格と姿勢や政策提言など,その内容は幅広く,飯島氏自身が述べているように,単なる「批判」ではなく,具体策を提示した「批評」になっている。さすがは,小泉政権を5年間支えた人である。そして,飯島氏の偉いところは,徹頭徹尾黒子に徹しながら,水面下で要所要所で必要な手を打って万全の態勢で事に当たった点であり,「お山の大将」が集まる民主党の政治家よりも政治の本質,現実を知り尽くしている。 日本の官僚は,基本的に優秀で勤勉である。彼らにしかるべき処遇と評価を行えば,彼らは生き生きと仕事をしてくれる。飯島氏の言うように,自分だけ目立つことしか考えない民主党の政治家たちの官僚叩きは百害あって一利なしである。
☆稲川総裁・稲川角二の人生をモデルにして作られた作品。昭和8年、柔道の吉岡道場を訪ねた加東伝三郎(丹波哲郎)は、そこで柔道を習う龍二(松方弘樹)を加東一家として迎え入れる。龍二は身を滅ぼした父親の仇を取るには、この道で男を磨き、いつかてっぺんを取ろうと心に誓う。そして昭和24年、山崎一家の跡目を継ぎ、龍二を親分とする稲川会が産声をあげ、わずか10年の間に幅んきかせるヤクザ組織へと変貌していく…。龍二の弱い者を庇う優しい奥深さや人種差別をしない稲川会のあり方など、任侠の意外な奥深さを描いている。2002年に、リメイク作品か公開されており、龍二の壮年期の同じ役を松方弘樹が演じている★。
Yahoo!Japanドーム球場では、当然ながら北部九州の各地域から私鉄を動員してバスや電車をフル稼働。
なんと平日水曜日に人気(ひとけ&にんき)のない、最下位の対楽天(これがみっきぃのアキレス腱ですかぁ?)
において、タダ券をばらまいていたことが判明!これで入場者を押し上げて、球場での弁当や飲み物それから、7回に応援するジェット風船(4個200円)の費用を計算できる。
また、球場周囲には12球団のレプリカユニフォームをはじめとする各種グッズも勢ぞろい。ほわいと犬カイ君で有名な「お父さん犬」の背番号は「0103(おとうさん)」なんだとか・・・。
ここに、信者けるヒミツが隠されているのではないだろうか?
まぁ、クリーンナップに名前を連ねるベテラン選手も衰えは隠せず、ケガもあってもう最盛期(王監督胴上げ)時の成績を残すには峠を過ぎている。
来期続けるには、もう本塁打に頼る打撃ではなく、走者を溜める足がかりや得点圏チャンスに確実に安打を打ち、次の打者に繋ぐ打線としての役割が期待されよう。
これができなくなってからでも遅くはないんだからね!「競馬場の達人」さま。
ふつうの本屋の店頭では見かけませんが、原発問題については核心的な内容をもった本だと思いました。著者の河合氏は、浜岡をはじめ、原発廃止の急先鋒に立つ、東電からは一番恐れられている辣腕弁護士です。政官財がガッチリと結びついた原発システムに対して、ドンキホーテのように反対運動を立ち上げた勇気には恐れ入るばかりです。こういう気骨のあるサムライがいる日本は、まだ捨てたものではないですね。
著者の父上が電源開発にかかわり、東電の勝俣会長とは東大卓球部で先輩後輩としてずっとお付き合いがある仲だったとかいうエピソードも面白い。知力・政治力のある人は密接につながっているんだ。しかし、そういう知者賢人たちがいくら動いても、原発推進で固められた強固な組織は簡単に変えられないという、近代的システムの怖さを痛感します。
子孫にツケを回さず、現代の豊かな文明を継続させるためには、エネルギー政策をどうすれば良いのか、これが読者の私たちに投げかけられた大きな宿題だと思いました。
硬直化しきった政治の世界は、もしかするとこの文明史的変化に対応できないのかも。今までの政・財・官体制を冷温停止状態にして、新たな国家的システムを構築しなければいけない段階に来ているのかも知れません。
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