◆メキシコの酒場で、情報屋ベリーニ(チーチ・マリン)は、CIAの捜査官サンズ(ジョニー・デップ)に、伝説の男、エル・アルマッチ(アントニオ・バンデラス)について語っていた。1人で2つの町を始末し、現在は、マルケス将軍のの報復を受け、殺し屋稼業を引退し、失意の日々を送っていた。そんな彼に、サンズは、マルケス将軍暗殺を依頼するのだった…
■冒頭から、いきなりカッコイイです。/ベリーニが語る伝説の男が、酒場にふらりとやって来る。ギターを抱えたマリアッチ。不穏な空気に、警戒する酒場の男たち。マリアッチは、ギターケースをおもむろに開ける。そして・・・。このシーンで、騒動がおきるんじゃないかと、酒場の男たちがいちいちバーキャビネットを動かすシーンの面白さが、この映画が、娯楽映画であることの証明となっていると思いました。みるからにゴロツキの溜り場のような酒場なのに、ギターを弾くマリアッチを静観している男たち。それは、まるで、主人公が歌い終わるまで、手出しをしない悪人たちが登場する、往年の小林旭の日活映画のようです(笑) そして、マリアッチの女であるカロリーヌのアクションシーンも、かなりカッコイイのです。やたら、腕っぷしの強いカロリーヌ(笑)ステキです☆前作の「デスパレード」では、ときおり娘のような表情をみせていたカロリーナ役のサルマ・ハエックが、この映画では、殺し屋の情婦になっているのが、作風にあっていて良かったです。1時間40分という観客が疲れない時間内で、繰り広げられる男たちの戦い。
まるで、日本のアニメを思わせるような、オーバーなアクションシーンとカメラワークも、カッコイイです。特に、バンデラス演じるマリアッチの銃撃戦は、最大の見せ場となっていて、素晴らしいです。
■不思議なキャラクター、サンズ/周囲から嫌われて、辺境の地メキシコに飛ばされた、CIA捜査官サンズ。冷血で策士なのに、小娘(!)に、あっさり手玉に取られていて、いいようにされているサンズ(笑)唯一の味方は、賢い少年だけ(笑)ピビル(豚の胎児の蒸し焼き/うわっ)を好物とし、しかし、美味しすぎると、厨房に行き作ったコックを射殺し、そうやって、国のバランスを保っているのだと、わけのわからない事を言うキャラクターです(^^ゞ ヒゲなしのジョニーは異様に若いです(だから、それがイヤで、今まで、ヒゲありだったのかしら?/笑)しかし、ゲバラ医師とは、またベタな(笑)
■魅力的な悪役のみなさん/組織のボスにしてピアノの練習に余念がないパニーニョ(ウィリアム・デフォー)その幹部で、白人ゆえに、白雪姫とからかわれる(可哀想に/笑)犬好きのビリー(ミッキー・ローク)や、たしか前作「デスペラード」で死んだはずだよ、ククイ(ダニー・トレホ)とか、悪人なんだけど、それぞれに憎めないような味付けがしてあるキャラクターたちです。もちろん、みなさん、人の命なんて、何とも思っていません(^^ゞ
■マリアッチの味方/「マリアッチ・ホストクラブ」従業員で、女たちの相手をするロレンソ(エンリケ・イグレシアス)と、飲んだくれでアル中気味のフィデオ(マルコ・レオナルディ)は、エルをサポートしてきた元殺し屋たち。なぜか、軍人嫌いのフィデオは脱力なキャラで、血気盛んなキャラクターたちに囲まれて、1人異彩を放っています(可愛いの/笑)前作「デスペラード」で、違う役者が演じた味方よりも、本作品の方が、キャラ設定が丁寧です。
■「デスペラード」の続編ではない、本作品だそうで、ビックリです。その割には、情報屋ベリーニが、アイパッチをしているのは何故(笑)?ちなみに、「デスペラード」で、伝説の男を語るのは、スティーブ・ブシェミー。
メキシコ中央高原に位置する都市を紹介している。都市の地図あり写真ありでスペイン人による植民地時代のメキシコを知ることができる。新大陸にやって来たスペイン人達は、原住民の支配の次には、カトリック教の布教を行ったので、どの都市においても教会が建設されている。その教会は超バロック建築であり、どれもこれも過剰装飾のオン・パレードで圧倒される。マヤ、アステカ文明ゆかりと異なるメキシコの都市が紹介されていて、これはこれで味わいのある本である。また、各都市のホテル情報の掲載されていて、都市を訪問する際には役に立つ。
米国の友達にプレゼントするため,海外向け Tiger マイコン炊飯器 5.5合炊き JBA-T10U 【AC120V地域専用】を購入致しました。当初は日本仕様の方が種類も多く,検討していたものの,やはり,20ボルトの差が気になり,外国使用を捜したところ,120V地域専用はほとんど無いことを知りました。そのような中,タイガー製品はしっかりした作りと美味しい炊きあがりを提供してくれ蒸し器としても使えるなど,大変重宝していると報告を受けました。とても助かりました。
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