今回も良い。
1回聴いただけではわからない。
何度も聴いて味が出てくる盤になっている。
L.A. のパンク・メロコアバンド、BAD RELIGION の、 1990年にリリースされたライヴビデオのDVD化です。 内容は、1989年、"SUFFER" リリース時のヨーロッパ(ドイツ)ツアー からのライヴにインタビュー(少しです)を挟んだものになっています。 映像はいくつかの会場のライヴから撮られたものを組み合わせてあります。
Along the Wayでは1989年のヨーロッパツアー各地での模様が収められていますが、この作品はその一年前の、アメリカでのある1公演の映像です。曲はAlong the Wayとほぼ同じで、しかも全編オーディエンスショットという(画質、音質はそこまで悪くない)、まさにコレクターズ(ブートともいう)DVDです。
しかし全く見所がないわけではなく、Brettのギターにステッカーがまだ貼られてなかったり、Hetsonがテレキャスターを弾いていたりとファンならそれなりに楽しめる映像ではないかと思います。Along the Wayでも見れますがやはりこの時期のステージ上のヘットソンのかっこよさは尋常ではなく、まさにカリスマ、ハリウッドセレブという言葉がぴったり。私などは当時の彼の映像が見られるだけで満足です。ダウンストローク主体のプレイも限りなくタイトでカッコ良すぎです(それに対してガーウィッツは驚異的適当で笑えます。このあたりにBRサウンドの秘密がありそうだ)。
さらにおまけ映像としてバッドレリジョンのライヴ当日に起こったと思しき暴動の様子も入っていてこれが割とやけに生々しかったりします。
その名もA VIDEO PUNKUMENTARY、興味のある方はどうぞ。。。
兎に角オヤジどもかっこいい!!一見の価値あり。まだファンでない人、これからバドレリ二手を出そうという場合、このDVDから入るのもありかなと思います。
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