初めて「ハマる」という経験をしたコンシューマーゲームがセガサターン版「プリンセスメーカー2」だったこともあり、このシリーズには愛着があります。それだけに、様々な紆余曲折を経て、ついに「4」が発売されたことは、実に感慨深いです。 プレイした感想ですが、雰囲気的には「2」を今風にアレンジしたという印象。この今風のアレンジが、昔からのファンに受け入れられるか否かはかなり微妙ですね。グラフィック、イベント、エンディングetc.全てがライトになったと感じられます。特にエンディングは、「2」で採用されていた、プレイスタイルや、パラメータの数値、バイトや勉強の実行回数等によって、同じエンディングでも違った評価がされるようなシステムがなくなってしまっているため、昔を知っているファンは非常に肩透かしを食らったような印象を受けるでしょう。 イベントはかなりの数が用意されています。ただ、数回のプレイなら良いのですが、やり込むとなると繰り返しが少々キツい。アニメーション演出がスキップできないものツライです。とことんまでやり込むというより、いくつかのエンディングをさらっと見て終わりというプレイスタイルだと手頃なレベルかもしれません。こんな点も今風でしょうね。 キャラクターデザインが赤井孝美氏から天広直人氏に変更された点は、残念ではありますが、赤井氏の絵が持つ独特の濃さや一種の猥雑さが、今風でないのは確かなので、仕方の無いことなのかもしれません。ただ、天広氏の絵はあまりにも「シスプリ」の印象が強く、「娘」ではなく「妹」にしか見えなかったのも事実。服のデザインも全体に薄口で、際立った特長が感じられませんでした。 あと、コレクターズDVDに収録されている内容は、普通のゲームならクリアーボーナスとして本体に収録されている程度のものです。「娘からのプレゼント」も、プリメファン向けというより、天広氏ファン向けのアイテムといったものですので、今後、あえて「コレクターズエディション」を探そうという方は注意が必要です。
同梱のフィギュアはラクウェルの水着ヴァージョンです。足が外れて入っているので組み上げると全長約30cmの大きさです。一応補足しておきますと、小説版のラクウェルではなく、アニメ版のラクウェルです。 DVDの内容も良かったので、大満足です。
個人的には赤井氏のキャラクターは存在感があって好きなのですが、今回はちょっと…グラフィックが全体的に今ひとつのような気がしてしまいました。
同梱の攻略本は、確かに具体的な数字や条件(連鎖など)が書かれていてプレイの参考になりますが、すべてのデータが網羅されているわけではありません。でも、今後より詳細な攻略本が出るかわかりませんし、現時点ではかなり頼りになる攻略本なのではないでしょうか。手元でチェックしながらプレイできるのはやはり便利です。
ゲーム内容は、現代日本が舞台であることもあり、学校→習い事という1日の流れや、教育方針の設定など、今までで1番現実の子育てに近いように感じました。
冒険も復活し、友人・恋人関係なども織り込まれ、決してつまらないわけではないのですが…あまりにもプレイ時間がかかりすぎます。ギャラリー機能もついたことですし、いろいろなエンディングが見たいのは山々ですが、プレイ時間の長さを考えると軽い気持ちで再トライできず、とにかくこの「長さ」が残念です。
キャラクターたちが一挙に可愛らしくなったのは、好印象。育成は割と簡単で、コツさえつかんでしまうと、パーフェクトガールが出来上がってしまい、王様になりますwww それでも、社交界、芸術家、戦士、など、色んな娘に仕上げられる楽しみは相変わらず楽しい。
ただ不満なのは、成長するごとに変化する娘の画像が、どの職業でも変わらない…。戦士と踊り子が同じ画像で、だいたい同じセリフを言います。2006年の作品にもなったというのに、これでは駄目でしょう。
そのせいか、やり込み度は低い。
第一プレイ、第二、第三プレイまではちゃんと楽しめると思います。
こん娘(こんこ)のDVDは、2枚持っちょるが、これも、なかなか、ええじゃない。お〜。お尻、お股の接写。ええ〜ど〜。お尻なんか、相変わらず、ええ形しとるやんか。のう。肌も綺麗じゃしのう。こりゃ、見応え、あるわい。のう。こんならも、そう思うじゃろが。のう。やっぱり、わしゃ、ロリ男じゃ。
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