1〜4巻まで同じようなノリで進んでいましたが、この5巻では事態が急変。なんと佐藤君はドラッグ中毒になってしまっていたのです。そんなこんなで今回は自宅療養のため「帰省編」です。
自宅に戻っても佐藤君ワールド全開な!?引きこもり生活が繰り広げられています。しかし、彼はそこで大切なものに気づきます。気の置けない後輩の山崎君、あこがれの柏先輩、そしていつも自分のことを思ってくれていた岬ちゃんのことを。東京にいるときには気づかなかった仲間の大切に気づいた彼は今度こそ東京で頑張ろうと決心します。
ドラッグやハイパー・セルフ・プレジャー(笑)と今回も過激な、でもちょっぴり切ないそんな内容になっています。
これまでの脇役キャラが絡まって描かれていて今後のまとめをどうするのやら・・・という先の予測が益々出来なくなった一冊。
原作のラストがあまり好きではないので、良い意味で裏切ってくれる事を期待。
ここまできて原作どおりの終わり方も無いと思うので・・・。
そろそろ終らせたほうがよいと思います。
最近だらだらと同じような感じで話を進めているように思います。
まぁ面白いのでいいですが・・・
ふと思ったのですがマンガのほうでもう原作の最後のほうのシーンが入っているような気がしました。
だらだら書くということだけはしないでほしいです
↑批判ばかりしているようですが面白いですよwアニメ化企画も進行中だそうなのでそちらのほうも期待しています。
内容はちょと重い現実だなーと思っていた。ひきこもりーは同居人が2人も そーしていたので、気になった作品でもあります。 ラストがどうなるかと思ったら、すっきりはしないものの、弱くて生きるのが下手で でも人間は生きてゆくんだなと、誰もがわかる話です。弱い人間はつねに悩むのだ
角川文庫刊・滝本竜彦原作/少年エース連載・大岩ケンヂ漫画
『N・H・Kへようこそ!』TVアニメ第7〜8話を収録したDVD4巻です。
大学を中退し、無職のまま4年間ひきこもっている主人公・佐藤達広。
社会復帰を目指すべく孤立奮闘するものの、逆に堕ちて行く様が痛々しい作品です。
今回、母親の上京という緊急事態に達広はその場しのぎの誤魔化しに奮闘します。
第7話「モラトリアムにようこそ!」★★★☆☆
山崎の専門学校に侵入してから逆にひきこもりが悪化した達弘。
しかし、今度は2日後に母親が上京!?しかも口から出任せで事態すら悪化させてしまい
彼の苦難に苦笑の連続。山崎との嘘の会社の立ち上げ、恋人役を買って出た岬の協力など
その勢い、情熱を他所へまわせよと突っ込みたくなります(笑)。
達弘の詳細個人情報を知る彼女の謎めいた部分にも要注目です。
第8話「中華街へようこそ!」★★★★☆
嘘で自己保身を図る愚かさ、その後心に残る罪悪感の重みを曝け出しています。
全てを悟った上で大人として振舞える母・静枝の大らかさを見習いたいものです。
ひきこもり以前に人間としてのあるべき姿を説いたテーマ性の強さに引き込まれますが、
やたら積極的にアプローチする岬と達弘の描写がかなり倒錯していて、
なんだかいいとこづくめ過ぎて違和感ありすぎ。彼の自己管理能力の無さと、
彼女の家庭環境の問題など互いに欠落した部分を匂わせる展開も気になる点です。
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