たまゆら〜hitotoseのED曲。歌い手は、前作のOVAのED同様
歌手の中島愛が担当。
1曲目「神様のいたずら」は、前作「メロディ」のテンポの良いしっとりに対し、
しっとり優しいスローバラードとなっている。質感もアニメ本編とマッチして
いて違和感がない。個人的には歌詞もお気に入り。
2曲目「星空」はアニメ本編の劇中挿入歌。1曲目同様しっとりとしたナンバー
である。
3曲目「夏鳥 -うたとぴあの- 」は、OVA2巻目のED曲だが、今回はピアノ
ソロアレンジバージョンである。ヴォーカルはリテイクではなく、オリジナル
からの流用となっている。
4曲目「メロディ -Live Version-」は、タイトル通りライブバージョン。ライブ
バージョンは音が割れていたりしてあまり良い音がしないケースも多いが、本作
はそれが無いのが嬉しい。
録音品位も高く、是非高品位オーディオで聴いていただきたい。
たまゆら〜hitotoseは、OP/EDともに雰囲気は違えどしっとりとしたナンバー
の傾向がある。どちらか聴いて良いと思ったらOP/EDセット購入をお勧め
したい。
タイトル曲の「神様のいたずら」が抜群。メロディーも良いですが、詞が素晴らしい。やはり太田裕美、筒美京平、松本隆のゴールデントリオは、最高です。この一曲だけで、買った甲斐がありました。あとは、是非ライブにいかねば。
「TSUNAMI」「Hotel Pacific」に続いて2000年に出された3作目のシングル
1998年「さくら」以降アルバムは2005年まで待たなければならないが曲の製作
意欲は一番高まっていたのでは?と思えるほどこの年のサザンとしてのバンド
活動は盛んだった。
ギターの大森さんの脱退宣言もあってバンドの結束が一時的に高揚したのかも
しれない。事実この作品が大森さんの参加した最後の曲になった。内容は21世紀
への希望と20世紀の想いなのでしょう。メロディも切なくていいですね。ジャケット
もギターを抱えて歌う桑田さんの姿を写真を編集していて素敵です。
カップリングは原さんの声が楽しく聴けます。もう一曲のライブはそこそこです。
お母さんの目が見え耳が聞こえていたら、この子はどうなったんだろう?
想像すると恐ろしくなります。・・・かみさまのいたずら、お母さんの優しい心がこの子を支えて、思いやりの有る優しい心を育んだのだろう。
いじめや自殺で揺れる昨今。子供の心、いや人間の心が孤独になっているのが原因なのか・・・。
身近な者が本気で優しくその心を包んであげれば、そんな社会も改善されるのではないでしょうか。
いろんなことを考えさせられる「衝撃的な絵本」、本当に出会えて良かったと思います。
少し立ち止まって自分の心を見つめ直す時間を与えてくれたこの絵本に感謝致します。
アニメのエンディングで流れる「神様のいたずら」を聴いて胸が高鳴りました。もちろん即購入です。
作詞作曲、大江千里。曲はスローバラードでどこから聞いても大江千里さんらしいメロディー。詩も情景を切り取り、主人公の切なさや想いがやさしく伝わります。
中島愛さんは声優としてのキャラクターとリンクした曲はよい印象がありましたが、ライブ映像などを見ると歌手としての実力には懐疑心がありました。
「神様のいたずら」は、中島愛さん以外では曲の良さを引き出せないのではないかと思うくらい歌声がはまっています。今後の活躍にも期待します。
私にとっては数年ぶりに琴線に触れた名曲です。
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