日本のSIGHというバンドの未来さんのコメントが一番全てを集約していて良かったです。 タッカンが好きなR.A.T.Mが嫌いと言うニイハラさんのコメントは笑えました。 本編は期待したより面白く無かったかも・・・ノルウェーのキワモノなブラックメタラー逹は面白かったが
2001年、Bruce Dickinsonのベスト盤です。
【Disc 1】はベスト盤で、選曲は、下記のとおり。 tr. 2,6 / from 1st「Tattooed Millionaire」(1990) tr. 4 / from 2nd「Balls to Picasso」(1994) tr. 11 / from 3rd「Skunkworks」(1996) tr. 7,9,12 / from 4th「Accident of Birth」(1997) tr. 5,10 / from 5th「The Chemical Wedding」(1998) tr. 3,13 / from Live盤「Scream for Me Brazil」(1999) tr. 1,8 / 新曲
個人的には、1st〜3rdは玉石混交な作品だと思っていますが、このベスト盤では、うまく選別してあると思います。
新曲(1)(8)は、いずれも佳曲です。 (1)は、「The Chemical Wedding」の延長線上のような曲で、Heavyでガッツ溢れるミドルテンポの曲。 (8)は、もろにIRON MAIDEN風な疾走チューンです。 演奏は、Bruce Dickinson (Vo), Roy Z (All Instrumentation・Dr以外のすべての楽器), Dickie Fliszar (Dr)
【Disc 2】 は、レア音源集で、未発表曲、シングルB面曲などを収録。歌詞・対訳はナシ。 (13)がBruce自身による各曲解説で、内容は、伊藤さんがライナー内で結構書いてくれてます。
気に入ったのは(1)(3)(4)(5)(8)(12)です。 (1)は、映画「A Nightmare on Elm Street 5 (エルム街の悪夢 5)」サントラ盤収録Version。 (3)(4)は、「The Chemical Wedding」の頃に完成したミドルテンポの曲。 (5)は、叙情的なアコースティックバラード。 (8)は、1990年、映画用に録音され、(映画自体が流れたため)未発表になっていた音源。 「Accident of Birth」収録曲のオリジナルVersionと言った方が、分かりやすいかもしれません。 (12)は、Live盤「Scream for Me Brazil」未収録音源。 。。。ただ、いまいちな曲もありますし、(11)はふざけてますし、オマケ部分も結構ありますね。
「Bruce Dickinsonソロを初めて聴く人」「Bruce Dickinsonソロを1タイトル持ちたい人」に、Good!です。 ちなみに、【Disc 1】のみ1枚モノBest盤もあります。
評価は、ベスト盤なので(作品でなく曲集なので)、「☆-1」させていただきました。
「ヘビーメタル」というジャンルはしょっちゅう嘲りの対象になり、"人類学者"なんて語が付いているもんだからまたメタルをギャグ的に扱った作品なんだろうと最初は思っていました。ところが、監督も筋金入りのメタルヘッズだけあって、内容は非常に公平性に富んでいます。
まずはメタルの起源から始まり、一般の専門家(ex.社会学者)による分析的視点やメタル界の重鎮方の証言(ex.宗教団体等からの反対や検閲)をはさみつつ、また、時代の流れと共に分岐するジャンル変遷を概観することで、ヘビーメタルと音楽が人々を魅了する本質を露にしていきます。
結論的には、「確固たる自己を持っているが故に誰かの言いなりに、あるいは型にはまってたまるか」、という反発心、究極的には自由を追い求める感情の発露がMetalだ、といったところでしょうか。
このDVDを観ていて非常に共感を覚えた自分はやっぱりメタラーだわと再認識した次第。
無関心な人にとってはそれでもやっぱりバカバカしい内容と思うのでしょうが、価値観は人それぞれだし、それはそれで結構だと思います。 分かる人には分かる。黒い服装に身を包んでメロイックサインをみせれば国境を越えていきなり"ブラザー"と呼び合う。それがメタラーってもんですし、この団結意識は居心地がいいもんですよ(笑)
ブルースのソロアルバムはどれも、どこか期待外れなところがあって よく良作として挙げられるAccident Of Birthも個人的にそんな…という感じで(良い曲は当然入っていましたが) スティーヴ・ハリスの偉大さを痛感するようなものばかりでした
しかし、今回のは明快なへヴィーメタルアルバムで、とってもカッコいいです。 聴き応えばっちりです
本人も自信に溢れているし
復帰後メイデンが妙なプログレ路線を進んでしまっているのを良く思ってない人にも それを補って余りあるようなアルバム
またこういうアルバムを作って欲しい!
1997年、Bruce Dickinsonの4thアルバムです。
MAIDEN在籍中の「Tattooed Millionaire」といい、脱退後の「Balls to Picasso」「Skunkworks」といい、 何がしたいのかよく分からなくて悶々とさせられましたが、この作品で見事にメタルへ回帰します。(ジャケはいまいちだけど)
ある種、腹を括った作品とも言え、リスナーの鬱憤を晴らしてくれる傑作です。 Bruceが、これまでMAIDENで培った感性が十二分に楽曲に投影されており、MAIDEN風なパワーや暗さが、あちこちに感じられます。 Roy Zの楽曲への貢献・充実したギターワークもいいのですが、 やはり、Adrian & Roy Zというギターが2本になったのが、一番嬉しいです。 勢いのある"Freak", MAIDEN的な暗さを含んだ6分長の大曲"Darkside of Aquarius", MAIDEN風・疾走チューン"Road to Hell", ピアノから始まるドラマチックなバラード"Man of Sorrows", Heavyサウンドで突進していく"Accident of Birth" アコースティックでの叙情的なバラード"Arc of Space"。。。などなど、気に入ってます。 「聴く人によって好きな曲が変わるのではないか?」と思えるくらい、楽曲が充実してます。
演奏は、 Bruce Dickinson (Vo), Adrian Smith (G) のIRON MAIDEN組・2人、 プラス、Roy Z (G, Mellotron, Piano), Eddie Casillias (B), David Ingraham (Dr)のTRIBE OF GYPSIES・3人 。。。という「MAIDEN & TRIBE OF GYPSIES複合体」のようになってます。
「Bruce Dickinsonファンで未聴の人」は、是非、聴いてみてください。 また、「IRON MAIDENファン」にも、聴いてもらいたいです。
(参考) 日本盤は、ボーナストラック「Ghost of Cain」収録。 外盤で、2枚組も出ています。
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