リフォーム番組で誰もが知っている「ビフォー・アフター」が入っているので買いました。シンセを使った迫力あるかっこいい曲からピアノ一本のせつなくて優しい曲まで、同じ人が作ったとは思えない!特に映画「今、会いにいます」の挿入曲は最後のシーンがよみがえってきます。披露宴でも使おうと思っているお気に入りの一枚です!
オレンジレンジは、好き嫌いがはっきり分かれますね。
過去のレビュー見てても結構厳しい事がかかれていますね。
でも私は結構好きです。
このアルバムも今までの彼等のアルバムの中では一番の出来だと思います。
何に“想い”を感じるのか人それぞれ違うから楽しいんですよね。
私は彼等から熱意を感じます。“一生懸命歌っていない、下手”という声をよく聞きますが
それは、どうでしょうか?賛否があるのは当たり前ですが、もう少し大人な評価の声が聞きたい。
TVをご覧になって感動された方には絶対にお勧めです! いろいろなシーンが浮かんできます。 いろいろな想いが心に響きます。 これからの季節、しんみりとゆっくりと癒されたい方も是非! 本当に心地良いCDです…。
原発や電力、さらには経済の本なんかを読んでいると、心が渇いてきますよね。現実逃避したくなるんです。
短編6本、5本は雑誌に発表されたもの、1篇は書き下ろし。
これまでに いま、会いにいきます。 恋愛写真ーもうひとつの物語 その時は彼によろしく 吸涙鬼 などをを読みました。
今回も市川ワールドは健在です。 都会でもなく田舎でもない、天文台があり植物園がある。そして回りのヒトと少し違う心の動き(いや、本当は誰もが持っている性質かもしれない)の中で展開する物語。
決してすべてがハッピーエンドにはならないのだけれど、なぜか子供時代の心にタイムスリップさせてくれるような薬効をもつ本です。
こんなテキストが素敵です。 去り行く定めにある者たちが抱く淡い夢。記憶の中に生きること。覚えていてね、と彼女は言った。忘れないで。 ぼくはページをめくり彼女の残した言葉をそっと辿る。時を過去へと遡るために、追憶に棲まう人々と再会するために、そして、いまひとたび彼女のあの微笑みに触れるためにーー「いまひとたび、あの微笑みに」
個人的には「花の呟き」が特によかったかな。ダムに沈んだ村の記憶。涙を誘います。
昨年母を亡くして、49日を過ぎた頃にこの本を父に勧められて読みました。 私は、父よりも結構色々なジャンルの本を読む方で、それなりに目が肥えている所為か、他の方がレビューで書いている通り「書き方」としてはイマイチのようにも思えます。 ですが、その立場に立った人間には、その悲しみ、想い、喜び、全てが共感できる、すばらしい物語だと思います。 私には「夫の心境」はわかりません。 ですが、主人公の「息子の心境」はよく解ります。 子供にとって、どんな形であれ、短い期間であれ、母親が還って来る事は何よりも嬉しい事です。 喩え還って来た母が、自分を息子、娘だと解らなくても、子供にとっては母親で、その母親がほんの一時でも傍にいてくれるのは嬉しいです。 言葉、感謝、想い、伝える事ができなかった事を伝えられるのですから。 文章が上手い人の物語は確かに面白いですが、物語に「共感」できる作品は少ないです。 その数少ない物語が、この作品だと言えるでしょう。 同じ境遇は誰もが通る事と思います。 遅くても、早くても。妻が、夫が、母が、父が。 その時、もう一度読み返したいと思える作品ではないかと、私は思いました。 最後になりましたが、無神論者の私は死後が「アーカイブ星への旅行」が一番しっくり来ます。 あやふやな天上論よりも、その方が、忘れなければずっとその星に居る、いつか私も星へ行くから、また会える。 母を亡くしたことで精神的にダメージが大きく、そう思う事で安定を図ってました。 立ち直り方は人其々なのでしょうが、私はこの本に出逢えたおかげで、普通に暮らせるだけの元気を貰えました。 とてもレビューとは言えず、感想文になってしまいましたが、ご拝読感謝いたします。
|