往年の名作ドラマ、「男女7人夏物語」の事実上のサントラです。 1Deja Vu(To the Wind)を聞いてすぐに、青春時代を思い返す方も少なくないのではないでしょうか。 世代的に離れた人にとっては、「男女7人夏物語のサントラ」ではなく、「シャカタクの名アルバム」として映ります(実は自分もこちら側です)。ビル=シャープのピアノとジル=セイワードのヴォーカルを聴くうち、知らぬ間に嵌ってしまうことは請け合いです。 夏のドライブ、またはカフェの中で聞くアルバムとしては、かなり完成度が高いと思われます。このような曲を使用していたドラマがあったこと自体、自分には驚きでした。
本当は「夏物語」の方が明るくて好きなんですが、あまりの せつなさに泣けたのはこっちです。過去の恋愛に少しでも想いを 残している方は、中盤以降毎回のエンディングは涙無しには見れ ないでしょう。最初に大竹しのぶの演技の天才ぶりに驚かされた のもこの頃だったなぁ。
昔流行ったドラマを今見ると思わず赤面してしまうような臭いセリフや、いかにもあり得なさそうな設定でまともに見られないものが多いのですが、「男女7人・・」は今見ても全く色褪せることなく、普通に楽しめてしまいます。 脚本の良さだけでなく、さんまとしのぶの絶妙な掛け合い漫才がメチャメチャ面白い。 それと脇を固めるキャラ。1人1人がしっかりと個性を持っていて思わず「いるいる、こんな人!」とか「わかるよ、その気持ち」と素直に感情移入できるセリフまわしで、恐らく見る人によって好きなキャラが分かれると思われる素晴らしい登場人物たちです。 更にドラマのテンポの良さが面白さに拍車をかけています。
今見ても面白いもう一つの理由として、離婚したさんまとしのぶがドロドロした別れ方ではなく、今では一緒に住んでいた時より仲の良い友達になっている(大竹しのぶ「私一人」参照)ところがこのドラマの新鮮味を増しているのかもしれません。
ケツメは日本を代表しているアーティストと言っても過言ではないぐらい、いい音楽を弾き出していると思います。 それの延長戦での長所がこの一枚で出てるかと思います^^
1曲目は、グループでは初めてのデュエットって、他の方も書いているので省きましょうかねw 目新しさでは、山下達郎さんとRYOさんのコラボ以来かなぁ?と思います^^ 詩だけ読んでもふむふむと頷けるんですが、どこか切ないのが逆に胸にしみました。 ここは個人的にいきますと、音楽だけで言える事ではないのですが、詩だけで感じれるというのは相当の心への浸透性が不可欠ではないかと思われます^^それで、身近な恋、歯がゆい恋がそれを際立てているんでしょうなぁ〜 さて2曲目、これは正直何回も聞いて体に沁みました。 もう、ノリノリです^^同類では三十路ボンバイエを超越えしています やはり、夏。そういう感じのリズムです^^どこか懐かしい外国のロック調といいますか、それが何回でもという聞きたいという気にさせてくれます^^車でかけたら事故しちゃいそうなぐらいファンキーでした。3曲目はちょっと誰かのモノマネが入っていましたが、料理中のギャグの和みを感じさせる点では的を得た感触でしたw 4曲目・・・、これは2曲目に負けず劣らずのジャスタウェイでした。
以上!この夏これでノッちゃってくださいな^^
|