主演のオドレイ・トトゥがシャネル本人によく似ている。ともに眼差しの鋭さが内に秘めた意思・野心の強さを感じさせる。オドレイを起用したことがこの映画の成功の大きな要因だ。
その他のキャスト、女性監督を中心とする衣装・美術等のスタッフの仕事も称賛に値する。20世紀初頭のフランス社会が徐々に変化してゆく様子が見事に表現されている。フランス絵画を観るような趣のあるショットが随所にある。
そして、シャネルによるモードの革命・女性の窮屈なファッションからの解放がいかに本人の貧しい生い立ちと関係し、恋した男性を通じてその素材を見つけていったか、良い勉強になった。それらのことを解説する約40分の特典映像を含めて、女性はもちろん、普段はファッションに縁遠い男性諸氏にもお薦めしたい、
ちょっと淡々としすぎている嫌いがあることには注意。でも続編を期待したくなる映画だ。
かなり気に入ってます。フルーツ系やフローラル系とは違いホントに自然な感じで嫌味がなく何時でも何処でもお風呂上がりの様な香りです。ただ、どの香水でも言えることですが正しい保存方法を知らないで日が経つとツンとした香り(多分アルコール)が強くなりますが使用後ある程度の時間を置くとシャボンの香りが甦ります。
英語で言えば駿台文庫の「基本英文700選」と似たような感じで使えます。(ただし、700選ほどの文型・熟語の網羅性は無く、一つの文法事項を十の例文で反復演習するセットが60回、という構成の本です。)文法事項の簡単な説明もついていますし、語彙もそんなに難しいわけではないので、初等文法を一通り終えた人なら誰でも使えると思います。
ここ最近、ガンダムでは無いガンダムが多く、観るのも辛い中、ガンダムらしさを感じるガンダムです。この後のガンダムoriginのアニメ化・ガンダムSEEDの映画化が待たれる昨今です。
とても有名な本である「星の王子さま」である。しかしこの本は私が想像していたものと全く違っていた。 私は題名から勝手にこの本は子供のためのおとぎ話だと思っていたのだがこれは作者が最初に書いているように大人のためにささげた物語である。 とても小さな星で一輪の花を大切に愛する王子さまが旅たち他の星の人々に出会う。 「心でみなくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは目に見えないんだよ。」地球で出会ったキツネのこの言葉はとても心に残った。そして作者が言う「かつて子供だったことを忘れずにいる大人はいくらもいない」という言葉もだ。 少し物悲しく寂しい気持ちの残る童話だが、今大人になってから読んで良かった本だった。
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