上下巻あるうちの下(解決編)にあたりますが、次から次へと めまぐるしく変わる展開。いったい誰が犯人なのか?というミステリ的な 要素を含みつつも、じわじわと迫りくるような恐怖を味わうことができます! 随所随所に「さすが長坂秀佳!」と思わせるような心理的描写が見られ、 弟切草シリーズを読んだことのない方でも楽しめるのではないでしょうか? 後半部分の詰め込み感は否めませんが読みごたえはばっちり!なので買って 損は無いはず。
ホラーサウンドのベルの先駆けでありながら最高傑作。
SFC版から大好きだったので、今回のリメイクを購入しました。
かなりいいです。怖い。おもしろい。
ちょっと理不尽に思える分岐も、ホラーならではのチープ味かと。
大人も楽しめる作品です。おすすめ。
当時、発売と同時にそのミステリアスなイメージに惹かれ買った事をよく覚えています。
「サウンドノベル」の先駆け的な作品である事は間違いなく、これを皮切りに当時はサウンドノベルブームが巻き起こり、後に同メーカーから発売された「かまいたちの夜」に代表されるような良作も出てきましたし、とても目も当てられないような駄作も乱立し、「サウンドノベル」のジャンルを確立しました。
自分の選んだ選択肢により、後のストーリーが変化する…そのドキドキ感がたまりませんでした。ただ、そういった意味では評価されるこの作品ですが、内容的には…ストーリーも練り込んだとはちょっと言い難い感じですし、なにより、実は最初僕は「サスペンス物」と思い込んで買ったため、「一体どんなトリックが存在するのだろう…」とワクワクしながらプレイしたのですが…「え!?ホラー!?何のトリックも無いじゃん…」と少々落胆した事も覚えてます。笑
サウンドノベルを語る上では間違いなく「かまいたちの夜」の方が圧倒的に良作でオススメできますが、先駆けとなった作品をプレイしてみたいと言う方はどうぞ。
テレビゲームでヒットした『弟切草』の小説版。 ゲームが楽しかったのでどのように変わっているかと手に取ってみました。二人の視点で進んでゆくストーリー展開がなかなか面白かったのですが、重なっている部分もあるため、読み飛ばしたい、と感じる部分もありました。 ゲームの中の1つのストーリーととらえれば面白いです。
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