この本を魂の生まれて宇宙に帰るまでの、流れがわかるのではないかと思います。 又、宇宙の原理原則がわかりいいと思います。ただ、やや難しいので、読み解くのにちょっと時間かかるかもしれません。
著者の前2作とも購入していますが、本書はこれらをもっと簡潔に、分りやすく噛み砕いた内容となっていると思われました。
本書で述べられているのは、<アカシックレコード>という、なんだそりゃ的な未知の概念なのですが、その語り口は常に素っ気無く感じる程にシンプルです。私自身は、ニューエイジ系の本に時折認められる、やたらと仰々しい語り口や煽り文句は苦手な方ですので、却って好感が持てました。本書を読んだからといって、すぐにアカシックレコードリーディングが出来るとは限らないと思います。けれども、著者の方が何度も繰り返し述べている「誰でもできる」という言葉を信じてみたくなります。(ちなみに、本書では著者近影が掲載されていますが、これまでに抱いてきたお茶目な印象とは全く異なる、凛々しい表情に意表を突かれました)
著者ゲリー・ボーネル氏はかつて西暦2000年以前に光の12日間が起こると唱えていた人ですが、彼は未来予知の専門家ではなくアカシックレコードという主に過去の出来事が記録されているという世界と子供の頃からアクセスしているという人である。
彼が近未来について語った予言や予知は私の知る限りは全て外れている。もちろん、こじつけ等によって的中と言われるものはあるかもしれない。しかし過去の(ほとんどは遥か太古の出来事)については検証のしようがなく、彼の語る魂の生まれ変わり、肉体に宿るシステムなど一見深遠に見える説明も証明のしようがないものである。
ボーネル氏が自らも影響を認めるように、その思想のルーツのひとつとなる人物にジョージ・ハント・ウイリアムソン氏がいるが、彼も同様に宇宙や地球の太古の歴史など独自の世界観を霊的な手段で学んだと主張しているが、彼の場合は経歴詐称などで虚言癖もみられていた人物である。
ただウイリアムソン氏の繊細ながらも鬼気迫る部分もある人柄とは対照的に、ボーネル氏は温厚な紳士の印象を表面的には感じさせる人である。私には彼の語ることは、繊細で感受性の強い引きこもりの少年が内面世界に構築した「精神世界」のように感じ、その独自で深遠な思想体系はアカシックレコードの範疇にあるがゆえに、科学の検証のメスを入れられることもなく、安全な世界で守られているように感じ、精神世界の思想世界に癒しと充足を求める多くのニューエイジャーたちを惹きつけてきているように思え、彼の熱心なファンには日本の有名作家もいる。
そういう人たちを、頭ごなしに現実逃避と批判することは私は避けたいと思っている。
人が何かを求めるには理由があるはずであるし、それがもし現実の世界から逃れたいという願望だけでなく、自分の繊細な心の世界を守りたいという気持ちであれば、仮に偽りの話であるにしても、有用性はあると思う。それは音楽を聴いて心の潤いを保つのと同様で、音楽鑑賞が現実逃避と非難されるものではないからだ。
ただ、ボーネル氏のアカシックレコードにせよ、流行のヘミシンク(体外離脱体験システム)にせよ、日本でも高額なセミナーが展開されていることには私は少なからず危惧を感じている。洗脳というほど大げさで有害なものではないと感じるが、このようなものは依存症にならないように、自分自身が現実から逃避せすに、かつ自身のスピリチュアルな心の世界を保つために自立を目指すべきではないかと思う。
ボーネル氏の本は現在の「精神世界という心の病」を知る上では貴重な資料となるように私は感じる。
アカシックリーディングの権威であるゲリー・ボーネル氏と高橋克彦氏の超スピリチュアルな対談です。
ゲリー氏の「光の12日間」を理解している方なら、待ちに待っていた「その時、そして、それから」が、とても詳細に語られています。
アセンションはどのように起こるのか?
そのあとは、どうなるのか?
明日の世界は、どうなるのか?
ゲリー氏がアカシックレコードから読み取ってきた最新情報はもちろん、アトランティス&レムリアの情報や宇宙人や近未来の予言なども、めいっぱい語られているので、ノストラダムスやダビンチコードに心躍らせた方々には存分にお楽しみいただける本です。
ゲリー氏がアカシックレコードのどの面にアクセスしているのかもわかってしまう「ゲリー・ボーネルの解体新書」でもあります。
想念が現実化するスピードは確かに早くなってきています。ゲリー氏が描き出すアセンションと未来図を信じる方々は、間違いなく、この本に描かれている5次元世界を生きることでしょう。
ただ、忘れてはならないのはゲリー氏が何度も述べているように、自分の想念が現実化する、という宇宙の真理です。ゲリー氏が語る情報を自分で取捨選択して、自分が納得できる、そして何より、自分が一番ワクワク・ドキドキできる未来予想図を私たち、ひとりひとりが生きれるのです。
アカシックの懐の広さと共に、私たちは本当に自由に、無限に生きれるのだ、ということを感じ取らせてくれる本です。
私も開封までタロットだとは思わなかったです。 普通のタロットじゃないので通常の解釈が使えず…かといって同封されている解釈文章はかなり…悟りでも完全に開いてなきゃインスピレーションもなにもないな…ってゆうくらい分かりにくいと感じてしまいました。 初心者向きじゃないです。 タロットもオラクルも30年やってきて、改めて勉強しようと感じたカードです。
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