ハリウッド版リメイクの主演がディカプリオとマット・デイモンに決定したらしい、というニュースが入ってきたところへもってきて、時系列でいくと過去へとさかのぼる、シリーズ三部作(香港では既に完結)の第2作『インファナル・アフェア 無間序曲』の日本公開(遅い!!!)を記念し、既発のDVDに、主演のふたりが歌う主題歌のプロモーション・ビデオを収めたDVD、そしてサントラCDなどを別添えで追加。通常版とは異なる形態のパッケージに同梱し、期間限定で発売する…というブツである。しかしだ、海外版DVDに収録の音声解説や別エンディング等は、今回もおきざりにされたままの気配が濃厚であり、そういった意味からいけば、さまざまな映像/音声特典を日本盤DVDで手に入れたいと考える「濃い」ユーザーには不満がつのるリリースであろう(☆4つは、このリリース形態に対してのもの)。そして、どうせ第3作が日本公開される頃には、1・2を収めた《ツイン・パック》かなんかが出るに違いないわけで、こういう、うまそうなニンジンを鼻先にぶら下げられると、もんのすごいジレンマに襲われてしまう。まさに無間道(この映画の原題。「無間地獄」からとられた…)まっしぐら、といった感じではある。 ……まぁ、通常版よりちょっと高い価格設定となっているわけだが、何にしても、もしあなたがまだ買っていないのであれば、(サントラCDに収められた音楽も、それ自体すばらしい出来なわけだし、)こっちの方が“買い”だろうとは思うので、こちらのご購入をおすすめしておこう。
どちらかというと 1を見て「その後どうなったの」って気になって仕方のない人向けの映画 少なくとも1を見てないと単体ではまったく面白くない(わからない)かも まぁ、いきなりこれだけ見る人はいないと思うけど・・・
とりあえず アンディラウが因果応報で無間地獄にはまっていく様を見つつ(これがメイン) 「実は過去にこんなこともあったんだよ」って登場人物の新たな人物像を楽しむ おまけに少しだけサスペンスがある そんな感じの作りです
3も2と同じく1を見たファンの欲求に答える感じの映画で、単体で成り立つような映画ではない あくまでもメインは1 1が軸にあって、2・3は1の探求用という、ある意味新しい試みの三部作 それゆえに 2・3にも1と同じものだけを要求する人には向かない気がする 極端な話、そういう人は1だけ見てやめる方がいいかもしれませんね
これはあくまでも「その後のアンディラウ」を知りたい人向けの映画です
一作目の後づけの作品ですが、若干の矛盾はあるものの、それさえも無視してしまえるような、おもしろさです。二作目は一作目を超えられない、とよく言いますが、少なくとも同列ではないかと思います。 登場人物それぞれが、自分の理想や誇り、愛する人、そういったもののために選択した行動によって自分にとって大切な何かを失っていく。それぞれが何かを背負って香港返還という時代の過渡期を迎え、そしてこれからの十年を生きるのだということを描いた、一人一人の物語だと感じました。 三部作の2作目としてはもちろん、これ一作でも十分楽しめます。が、一作目で登場する音楽や癖、動きなどが二作目に随所に織り込まれている、という「お楽しみ」がある分、やはり一作目を見てからの方が『無間序曲』は面白いかもしれません。というよりも、ぜひ二作、三作セットで見たい作品です。 エディソン・チャンとショーン・ユーの荒削りな演技を、フランシス・ンをはじめとした堅実なキャストがしっかり締めた映画でした。
傑作インファナル・アフェアの前史を描くこれまた傑作。ちゃんと第1作のエピソードにつながるようにうまくできた脚本が見事。
ただし、アンディ・ラウとトニー・レオンのそれほど年が離れている訳ではない若い時代を、若手の似ているとは言いにくい俳優2人にやらせたのに違和感がある。でもその2人がなかなかの好演。特にエディソン・チャンが印象に残る。
それなのに、あんな事件を起こしてしまって。あまりにも若くして芸能界を去ってしまったエディソン・チャンを観ることができた、現時点で唯一の作品であるのが残念。
この映画はいい緊張感をくれる映画です。
久々に息を止めて見てしまうぐらいの映画に出会いましたね。
そして、主役も脇役?いや、役者さん皆が全員活きてましたね。
とにかく、3部作続けてみて、また、観たくなる。
ホントに癖になる映画だ。
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