タイトル通りです。
アニメサントラ等と違い、思い入れが少ない分繰り返し聞こうと思う気にはなれません。
菅野よう子の作品として、あーこれもそうだったんだと思って満足できるならよしです。
原発問題、検察の問題、今起こっている問題を昨日書いたのではないかと思わせるほど的確に指摘しています。
昨日今日出た原発本より絶対にお勧めです。
そして今行われようとしているのが「首相抹殺」・・・。
本書は東京電力を含む電力会社の草創期からの歴史にも触れながら、福島第一原発が起こった背景や今後の電力事業の在り方について考察。
福島の事故以来、生半可な知識や感情論のみの議論が横行していますが、本書ではそれらと一線を画す冷静な分析が行われています。
「東電憎し」の感情も理解できますし、実際に彼らはその贖罪に多くの時間と労力を割くことになります。
しかし、それで終わらせてもいけないし、終わるものでもない。
本書の全てに同意するわけではないですが、電力事業や原子力発電のあるべき姿を考える一助となる本だと思います。
停電用に購入しました。
ほぼ真下に光が当たるので電球の数が少ない天井用照明の使用には向かないと思います。
実際使用してみたところ、舞台のスポットライトの様でした(苦笑)。
我が家ではベッドサイドの電気スタンドに使用しています。
明るいし、充電もできますし、良いですよ。
この事件についてはほとんど何も知らなかったのですが,「ゴビンダ・マイナリさん再審確定」のニュースに触れて,概要を知りたくなって読み始めた次第です。
何よりも衝撃的だったのは,被害者のパーソナリティ(性格)と行動です。なぜ売春をしていたのかということだけでなく,「落ちていた物はなんでも拾う」ことや,几帳面すぎるくらい細かく「売春の記録」を手帳に記録していたことなども含めて,被害者の性格や行動には普通の感覚では理解しにくい部分がかなりあります。
素人目には何らかの精神疾患を患っていたのではないかという気がするのですが,本書を読んで彼女について知れば知るほど,「なぜ,そのようなことをしたのか」ということだけでなく,「そもそも彼女は何を考えていたのか」ということが知りたくなります。
2つ目に印象に残ったのは,偏見と暴力に満ちた警察の取り調べ(捜査)です。犯人と目された人物がネパール人だったからということもあるでしょうが,日本人だったとしても暴力的・威圧的な取り調べは確実に存在します。公立・中正な捜査とは程遠い現実と,警察がまるで裁判官でもあるかのごとく罪を裁こうとしている様子には吐き気すら覚えます。
そして最後に,居眠りをする裁判長。公判でたびたび居眠りをしていた裁判長は,最終弁論の最中も居眠りをしていたようで,本書には次のように描かれています。
「それまで傍聴席から顔がみえなくなるほどの深い居眠りを繰り返していた裁判長は,弁護団の声にやっとわれに返ったのか,薄膜を張ったような朦朧とした目をあげ,・・・」
裁判の最中に居眠りをする裁判官。言語道断です。
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