「独眼竜政宗」の後番組として制作されたNHK大河ドラマ。 前年の「政宗」からの大ヒットを受けて製作された戦国モノである。 主演の中井貴一氏も時代劇専門チャンネルでのインタビューで答えて いたが、従来の赤ら顔の信玄像のイメージと自分のイメージが違う こと、前年の「独眼竜」のあとということもあってプレッシャーが あったそうだがそれを感じさせない堂々たる演技。 対する終生のライバル・柴田恭兵の上杉謙信も鬼気迫る迫力を感じ させてよい。 原作ではどちらかというとやたら権威にこだわり、それをひけらかす ように描かれていたが、ドラマの方では先に大河ドラマ化され、この 「信玄」の後年、角川で映画化もされた「天と地と」の謙信像に近い 気がする。
杉良太郎は相模の海のように大きく構える北条氏康を好演している。 そして尾張の風雲児・信長演じる石橋亮だが、結論から言えばミス キャスト。 実年齢で信玄より13,4歳位年下のはずだが、明らかに中井貴一より 年を食ってて初登場時、うつけ者の格好をしてる姿に異常に違和感を 感じた。
信玄の正室・三条の方演じる紺野美紗子と信玄の寵愛を受ける側室 湖衣姫(諏訪御前)の南野陽子による「女のいくさ」もまた、緊張感 をあおる。 女性陣では三条の方の侍女・八重を演じる小川真由美と今川義元の 母・寿桂尼演じる岸田今日子の怪演が特筆モノであろう。
小学校5年生の息子のクリスマスプレゼントに買いました。
学校の授業ではまだ歴史はありませんが、
日本史に興味を持ってもらうのにはいいかもしれません。
まんが日本の歴史よりは情報が深く、歴史百科よりは見て読んで楽しいと言う感じの一冊です。
ビジュアルな武将には、ちょっとかっこ良すぎかな?感もありますが、
武将の紹介(地方ごと)、合戦の紹介とも、5年生の子どもが楽しく読める内容です。
購入以来、暇があれば手にとって読んでいます。
いいクリスマスプレゼントになりました。
最近、「戦国バサラ」が色々なアニメ誌で特集されているが、
筆頭は最高に格好良いし人気ダントツだし、カラー表紙や
ピンナップになるのは当然だと思う。
しかしっ!!幸村好きな私としては、もう少し「紅蓮の鬼」
「虎の若子」である彼にもスポットライトを当てて欲しい!
例えば、1巻では特典として伊達軍ファンにはたまらない
扇子や、某アニメショップで予約すると非売品筆頭&小十郎
ポスターが付いてきた。だから「2話でこの値段でも仕方無い…」
と自分を納得させていたけれど、今回の甲斐組にはそれらは無し。
一番寂しかったのは、キャラ説明は武田軍中心なのに、
収録されているストーリーが幸村中心ではないこと。
これは本当に購入するかどうしようか迷った。涙
展開上致し方ないのは理解出来るが、せめて幸村が精神的に
大きく成長する後半にパッケージに幸村や佐助、お館様を
持ってきて欲しかった…。今回はどう見たって慶次ら前田家
か、いよいよ暗躍し始める織田勢でしょう。
相変わらず作画も超絶綺麗だし、物語も楽しい迫力と悲劇と謀略が
絶妙にマッチングして、エンターテイメントとして最高の味わいを出している。
だけれども、やはり…2話でこのお値段はいくらなんでも高いっ。汗
でも諦めるしかないか…実際雨の中で剣舞する筆頭は素敵ですもんねぇ…。
声優陣のキャラクターになりきった演技や音楽・脚本の劇的なハーモニー
については、今更語るべきもなし。次巻からの怒濤の物語進行に期待大♪
「死なんと戦えば生き、生きんと戦えば必ず死するものなり」GACKT謙信、見参!この大河ドラマはGACKT謙信のためにあり。現実にもGACKTさんは、中越震災、東日本大震災にあたり上杉謙信にふんして新潟の上越に現れて皆を励まされました。感謝!
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