スカタライツは懐が深い。スリリングではあるが、決して攻撃的ではない。ささくれた気持ちや苛立った感情を受け止めてすくいあげてくれる。 今は亡きドン・ドラモンドのトロンボーンの音色に励まされるようだ。
ついにSKATALITESのレビューを。
世界がBEATLESに熱狂している頃、
彼らはこんな音を残していた(含BEATLESカヴァー)
KILLER SKAと呼ばれる所以、FOUNDATIONというタイトルがつく所以。
やはり、DON DRUMMONDが居なければありえなかった訳で、その死去後まもなく分解。
解散後、元メンバーが造りあげた名RIDDIMの数々はもぅ常識に。
その前夜というべきインプロヴィゼーションの数々は涙モノです
さまざまなアーティストがSKAの原点、スカタライツをカバー! ラスト2曲はスカタライツが入ってます。 SKA初心者はココから入ってください。 間違いなく他のSKAも聞きたくなります!
かんなり、きてるね。このバンド。 はっきりいってジャンル分けは不可能。 サンバ、ジャズ、カリプソ、ディスコなんかを スウィングするハードバップを下敷きに、見事まとめ上げてる。 強引にゆうと、これはロックンロールだ。 日本でこんな音楽が生まれてきたのが信じられない。 だって、セクシーなロックンロールをやれるバンドって今あんまりいないでしょ? それが、聴きたいなら、これで間違いない。
リーモーガンのあの曲のカバー 7。フォスターの 1。マンシーニの 5等などなじみの深いカバー曲が多いです。そしてそしてサックス、トランペット、トロンボーンと、スカタライツのメンバーのかけあいソロが聞ける15(どえらいかっこいい)。 歌モンでは、僕の大好きなシンガーが二人ともフィーチャーされています。ジョンホルトとアルトンエリスですっ。特に二人のデュエット 2が最高!ロックステディーバージョンでの再録があったならさぞかしいいだろうなと思う。以上の曲のほとんどがこのアルバムでしか聴けません。スカの入門にもマニアも満足することでしょう。
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