まずこの本に、溺れるナイフとかその辺の感覚を求めるとまず「えー期待と違うなー」と感じちゃうこと間違いなしです。 濃いキャラクターたちがわっちゃわちゃになる動物園みたいな漫画。 恋愛は今のところまだオマケ程度で、ジョージ自信が自らのキャラー達のめちゃめちゃ具合を楽しんで描いてる感じです。
平凡ポンチの時、「ジョージが誕生日ケーキを独り占めできた子供みたいに喜んで描いてる」みたいなことを、どこかで読んだ気がします。多分これも、そんな感じです。 (ちょっと記憶がおぼろげなので、違うかも。眼鏡日記さんで読んだかもしれないです)
少女漫画だと色々な制限や読者のことを思うが故にはっちゃけきれない部分を、そのまま暴走気味に描いてる漫画だと思いました。 私はたよちゃんやその他のキャラクター達が可愛くて愛しいので、3巻も楽しみです。
う〜ん、期待していた程面白くは なかったです。
カナちゃんにはあんな風にはなって ほしくなかったな・・・
賛否両論別れそうですが、ジョージ朝倉さんてもともとこういうテイストの作家さんですよね。
倫理的には間違ってるかもしれない出来事でも、そこで揺れる登場人物たちの心は、美しい。漫画や小説ってその表現が許されてるメディアと思うので自分は抵抗ありません。
自分を信じ切ってる恋人を傷つける瞬間の痛み…リアル!
そして、ストーカー事件の後本当はずっと夏芽を救いたかったであろう、コウちゃんの痛み。
読んでてこっちが苦しくなります。 でもそこが好き! 次巻が待ち遠しすぎます〜
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